君が言うように僕はただのどこにでもいる人間なのか?
出典: ワールド/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
”君”によってただの平凡な人間だとレッテルを貼られてしまう”僕”。
しかし、本当にそうなのだろうかと”僕”は自分自身に問いかけます。
この世界に、個性のない人間などいません。
しかし、世の中のたくさんのものによりその個性はつぶされてしまいます。
”どこにでもいる人間”が、世の中により作り上げられてしまうのです。
”僕”はそのことを自分に問いかけることで、自分の才能をつぶさずに立ち上がろうとします。
心の中で、自分をさらけ出すために必死に闘う光景が思う浮かぶような歌詞ですね。
『ワールド』のコードをご紹介
次に、コードをご紹介していきます。
『ワールド』は、歌に感情が乗せやすく演奏していてとても楽しい曲です。
ぜひコードをチェックして、自分の感情をこの歌に乗せて吐き出してください。
イントロ~1番
Bm7
Bm7/Gadd9/Bm7
Bm7/Gadd9/Bm7
Bm7
ケンカイヤケンカイヤワラッテ
Bm7
そうやって仮面を被るんだ
Bm7
感情を押し殺し笑って 心臓が痛いのに走って
Bm7
無理だやっぱこれ僕には
Bm7
この暗闇、わかるかよ
出典: ワールド/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
『ワールド』は、イントロのフレーズがとても印象的な曲です。
たとえばアコースティックでコピーする場合でも、イントロはコードではなく単音のフレーズをコピーしてもおもしろいですね。
そして歌い出しの部分は、溢れる感情を表現するような演奏が印象的です。
押し寄せる波のようなイメージで弾いてみると、雰囲気が出るのではないでしょうか。
サビ
Bm7
Gadd9 Bm7
やっぱキライなワライゴエ
D
それを奪ってしまった君は誰?
Gadd9 Bm7 A
やっぱキライなワライゴエ
F#m Bm7
その重いの出していいよ
Gadd9 Bm7
やっぱキライなワライゴエ
D
目をつむってしまって君は誰?
Gadd9 Bm7 A
やっぱキライなワライゴエ
F#m Bm7
その手で壊して
出典: ワールド/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
この曲はバレーコードも少し出てくるので大変かもしれません。
テンポも速めになりますので、コードチェンジがポイントになりそうですね。
間奏~
Bm7/Gadd9/Bm7
Bm7/Gadd9/Bm7
Bm7
あのロックを耳に詰め込んで
Bm7
数秒後世界を壊すんだ
Bm7
Bm7
君が言うように僕はただのどこにでもいる人間なのか?
G/A/Bm7/A
G/A/Bm7/D/Bm7/G6/A
Bm7/G6/A/Bm7/D
出典: ワールド/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
はねるようなスタッカートのリズムなどがポイントになります。
抑揚やリズムの変化がついているところが、この曲をよりおもしろくしていますね。
サビ~アウトロ
Gadd9 Bm7
やっぱキライなワライゴエ
D
それを奪ってしまった君は誰?
Gadd9 Bm7 A
やっぱキライなワライゴエ
F#m Bm7
その重いの出していいよ
Gadd9 Bm7
やっぱキライなワライゴエ
D
目をつむってしまって君は誰?
Gadd9 Bm7 A
やっぱキライなワライゴエ
F#m Bm7
その手で壊して
Gadd9/Bm7/D
Gadd9/Bm7/A/F#m/Bm7
出典: ワールド/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
3分半弱ほどの比較的短い曲ですので、ぜひ全力を込めて演奏してみてください。
勢いもあるので練習をしていても楽しい曲ですね。
荒削りなアレンジ
KANA-BOONのライブ映像を見ていると、『ワールド』はこれまでにもいろんなアレンジが披露されています。
特に初期の頃の映像では、敢えて荒い演奏をするアレンジが印象的です。
ところどころの歌詞を吐き捨てるように歌う場面も見受けられます。
KANA-BOONは、しっとりしたバラードやポップな曲も多く披露してきています。
しかし、そういった楽曲とはやはり少し違った、高ぶり荒れる感情がこの曲には表現されているように感じます。