先ずは、「Unforgive」。
デジタルシングル「Unforgive」、アルバム「Tragicomedy」に収録されています。
SHE’Sとトオミヨウが初めてタッグを組んだ作品です。
トオミヨウは、緑黄色社会やflumpoolなど、旬のアーティストの楽曲制作に何度も携わっている名プロデュサー。
SHE’Sの音楽にも素敵なエッセンスを取り入れています。
死ぬまで気づかないんだろう
崩壊と業火にも包まれようと
私は気にしない
出典: Unforgive/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬
常軌を逸したようなフレーズが綴られた歌詞。
従来のSHE’Sのイメージからは想像できません。
<井上竜馬セルフライナーノーツ>
赦せる人が最も強いと思っていた。嘘をつき、正当化し、見せしめて、人の見下し、間違いへのつけ込み、洗脳の為の偽造。悪意を持ち人を傷つけ笑って飯を食う人間を、僕は赦さない。赦したくないものは、赦さなくたって良い。
出典: http://she-s.info/discography
ノリノリのアッパーチューン
シンプルな映像を用いたMVは、じっくりと曲の魅力を味わわせてくれる内容です。
後悔も贖罪も要らない
もう眠るまで許さない
出典: Unforgive/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬
狂気に満ちた偏愛がビシビシと伝わってきます。
特に、”許さない”という部分では、強い執着心や燃え盛る情念が。
詞をノリノリのアッパーチューンが彩っています。
リリックビデオも要チェック
こちらは、リリックビデオです。
目まぐるしく画面が切り替わる映像によって、サビの臨場感が半端なく伝わります。
実はこちらの映像、制作工程にInstagramのストーリーズ機能しか使用していないそうです。
音楽と先進技術のコラボレーションによって、こんなにも素晴らしい作品が出来上がるとは。
ビックリですね。
MVだけでなく、リリックビデオも見逃さないようにしましょう。
構成が見事
続いては、アルバム「Tragicomedy」の収録曲である「One」。
アニメ「メジャーセカンド」第2期のEDとして井上竜馬が書き下ろしました。
「Unforgive」に引き続き、トオミヨウがプロデュースを担当しています。
楽曲は、冒頭から終盤に向かって緩やかに盛り上がる見事な構成です。
自然と気持ちが高揚します。
青春群像を描写
ただ一つしかない道で
ただ一人の君に会えた
出典: One/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬
オススメのポイントは、「One」を意味する言葉"一"が何度も出てくるサビの部分です。
僕は、自らが信じた道を選択し、君というかけがえのない人に出会えた。
君と一緒に居られる瞬間を大切にして懸命に生きるよ。
青春群像が想起され、胸が熱くなります。
ライブに参戦した際には、アンセムでこぶしを突き上げ、周囲との一体感を味わいましょう。