【阿部真央/Don't leave me】歌詞の意味を解説！前に進む”君”との関係性はどうなる？！

阿部真央の「Don’t leave me」をご紹介します。

新人アーティストであった頃から注目を集めてきた彼女。

しかし、この曲のようにあまり知られていない曲もまだまだあります。

そして、この曲も含め「なんだこんなイイ曲もあったんだ」を発見するお手伝いができれば幸いです。

まずは収録情報から歌詞解釈へと続きます。

今回ご紹介する「Don't leave me」は、阿部真央の1stアルバム「ふりぃ」に収録されています。

「ふりぃ」の文字を見たときに「古ぃ」という単語を連想したのは私だけではないはず！

はい、どうでもいいですね。

当然「Free」です。念のため。

全10曲収録中の6曲目です。

このアルバムの発売は2009年、初回限定盤にはDVDが付属されていました。

Amazon、楽天で検索すると、通常盤も新品が出てきません（2018年11月時点）。

デジタル音源もApple MusicにはありますがAmazon Musicにはない等バラツキがあるようです。

廃盤ということでしょうか……。誠に残念。

良いアルバムなので再販されることを願っています。

暖かくなる前の肌寒い2月の後半から4月くらいまでの出来事なのでしょうか。

微妙な表現なのでこの季節！と特定させないのがうまい伝え方だと思います。

出会いはちょっとしたことだったようで、もともと知ってた人に恋をしたのか。

それとも、出会った瞬間に恋に落ちたのかも曖昧にみせているようですね。

「ふりぃ」には阿部真央が高校生時代に創作した楽曲が多く入っているとのこと。

後半の歌詞を考えても、登場人物は高校生です。

引用2行目から、ある程度の時間一緒にいるので2年生で出会って卒業までが書かれているというわけです。

また、「友達の〜」はとても斬新な表現ですね。

友達といえば友達、恋人ともいえなくもないかもしれないような。

びみょ〜な関係性を保ってきたと読み取れます。

3行目は、結果的に関係が壊れてしまったことを示唆させています。

どちらかが好きになっちゃったからうまくいかなくなってしまう関係。

経験されてる方も多いのではないでしょうか。

引用1行目の「ごめんね」が泣かせます。

僕自身を責めてます。

君が好きだという気持ちに対して、申し訳ない気持ちにならなければならないなんて……。

と絶句してしまいます。

引用2行目の「。」これは転記ミスではありません。

ここだけ句点が打たれているのです。

それだけにここには深い意味が込められていました。

それは、その日が大きなターニングポイントだったことを示していたのです。

その日を境に辛い日々が始まってしまったのですから。

もう友達ではいられない、でも気持ちを打ち明けられない。

しかも君は友達だと思っている。

気持ちがすれ違っているからギクシャクしないわけがありません。

それでもなんとか均衡を保っている状況。

そのような毎日の中でも、君への愛おしさを感じてしまう。

その気持ちはとても暖かく、どこまでも広がっていく。

しかし、広がっていけばいくほど、どんどん苦しくなっていくのです。

これも多くの人が経験するのではないでしょうか。

そして、女性だけでなく男性でも見られる葛藤です。

内容とはあまり関係ありませんが、この歌詞は女性目線で書かれています。

ただかなりの割合で男性目線で読んでも自然な書き方をしていますね。

自身の気持ちをストレートに表現する内容でしょう。

叶わぬ恋を前に、自分と自分の気持ちだけが置き去りにされたような感じ。

その時から自分だけがその時間に取り残されてしまったかのような気持ち。

物理的にも君は離れていきますが、心理的にも離れていく。

それが何より辛いのです。

理由は必要ないとしていますが、「好きだから」ですね。

愛してるから、行かないで欲しいから、なんでも良いと思います。

とにかく、行かないで欲しいのです。