コギャル、ヤマンバギャル
MVにはミニスカート等を履き露出が多めの若い女の子たち、総じていえば「ギャル」が登場しています。
ギャルにもいろいろな種類があり、こちらのMVに登場するのは「コギャル」「ヤマンバギャル」といったギャルたちです。
そもそもギャルとは、色っぽい大人の女性を指す概念です。
コギャルはギャルよりも少し若めの世代で、年齢的にギャルになり切れていない若いギャルのことをいいました。
またヤマンバギャルは、ド派手な個性を前面に出した迫力のあるギャル(女の子)という感じです。
肌を美白に保つ白ギャル、日焼けサロンで肌をガンガンと茶色く焼く黒ギャル、なんていう呼び方もありました。
このギャルたちが渋谷の文化を作っていたといっても過言ではないくらい、2000年代前後は渋谷から様々な流行が生まれていました。
まさに「世界の中心~We are the world~」という感じだったかもしれません。
プリクラ
プリクラは現在もゲームセンターや商業施設にありますよね!
いまや加工の技術がすごすぎて誰だかわからない顔になっているように感じてしまうのは筆者だけではないはず…。
実物を事実のまま映し出す、過去のプリクラを知っているからかもしれません。
プリクラの機械が登場した頃の画像の加工といえば、文字を書いたりスタンプを押したりとシンプルなものでした。
MVの中で初期プリクラも再現されています。
加工なしでも超絶キュートな青山テルマさん、さすがです!
電波少年
青山テルマさんの首から上だけがCGアニメーション上に映し出されている画面。
これは当時、日本テレビ系列で放送されていたバラエティー番組「電波少年シリーズ」の再現です。
おバカで過激な企画も数多く賛否両論あったようですが、駆け出しの芸人さんやタレントさんが出演する人気番組でした。
有吉弘行さん、いとうあさこさんといった今では大活躍の方々も出演されていました。
あえてチープなCGアニメーションを挟み込むことで、時代を遡っている感覚におちいる演出になるのは見事です。
DanceDanceRevolution
矢印がたくさん出てくる画面はゲームセンターで大流行したゲーム、ダンスダンスレボリューション、通称DDRです。
画面に出てくる矢印のタイミングにあわせて足元にある矢印パネルを踏む、という全身を使って楽しめるゲームです。
難易度も様々で、上級者は足だけでなく手の振り付けも駆使しながら、プレイを見ている観客の注目を浴びていました。
プリクラとあわせて、ゲームセンターで友人と大いに盛り上がることのできるゲーム機でした。
ちらりと登場する、インパクト大なあの人!
「渋谷といえば」「ギャルといえば」「ギャルにとってのハマりものといえば」という豪華ゲストがMVにちらりと登場しています!
芸人の長州小力さんは、持ちネタに長州力さんのモノマネをしながらパラパラを踊ることから、MVでもパラパラを踊っています。
青山テルマさんとはイベントでもコラボしたりと親交もある、モデル・タレントのけみおさん。
そして「ネオギャル」として支持を集める、植野有砂さん。
現代の渋谷・ティーン文化のアイコン的な存在感を発揮しています!
韓国で大人気のキャラクター、すこぶる動くウサギもパラパラを踊っています。
恋愛レボリューション21
MVの最後、青山テルマさんを中心にギャルたちが中腰になって体を上下に揺らす振り付けがあります。
2000年代前後に大活躍していたアイドルグループ、モーニング娘。の大ヒット曲「恋愛レボリューション21」!
こちらの振り付けをオマージュしたものでしょう。
最後の最後まで手を抜かない…エンターテインメント性とノスタルジーを感じさせる手法が存分に盛り込まれたMVです!
懐かしさが半端ないワードをチェック&解説♪
ギャル文化にどっぷり浸ってみよう
I WONT CRY (YAIYAI)
HOLD ME TIGHT (TONIGHT)
I WONT CRY (YAIYAI)
とりまわっしょい!!
人生わわわっしょい!!
I WONT CRY (YAIYAI)
HOLD ME TIGHT (TONIGHT)
I WONT CRY (YAIYAI)
とりまうちらが世界の中心
出典: 世界の中心~We are the world~/作詞:Thelma Aoyama 作曲:Thelma Aoyama・3rd Productions