駆け引きはなしで
show u all my cards bae
まるで磁石 もう離れられない
出典: TONIGHT/作詞:JAY'ED Crazy Boy NAKKID 作曲:JAY'ED Crazy Boy NAKKID
恋というゲームはとても難しいもの。
相手の心を読み、自分の手の内をどう見せるか、知略をめぐらす。
心惹かれる相手の心を掴めるか、それとも自分だけ空回りして終わってしまうのか。
そんなスリルも感じられるのが、恋の醍醐味でもあるもの。
ただ、それはあくまでも「恋」というゲームをしたい場合です。
そこから先に進みたい、相手と本物の恋愛をしたいという場合は別。
駆け引きもなし、誘惑で相手の心を惑わせるのもなし。
むしろ自分の手の内をみせてしまうほど、素直になりたいもの。
相手にどっぷりと心掴まれ、向き合う覚悟を決めようとします。
このリリックでも、そのとおり駆け引きなしと決めているのです。
そして磁石のように心は相手から離れられなくなっています。
鍵はどこにあって見つけられるの
手に入れたいone thing
心の扉の鍵
探す lost and found
出典: TONIGHT/作詞:JAY'ED Crazy Boy NAKKID 作曲:JAY'ED Crazy Boy NAKKID
駆け引きなしの恋に挑むことにした自分は、相手の一言を手に入れたいのです。
どんな一言なのでしょう。
例えば、今恋する人がいてその恋を成就したいとき、なんて言われたいですか。
それこそが、このリリックの「心の扉」を開く「鍵」になるもの。
そしてその一言を探しています。
きっかけを見つけたり、見失ったりしながら探しているのです。
「心の扉」を開く「鍵」はどこにあるのか。
それは間違いなく、今心を掴まれ、駆け引きなしの恋をしたい相手の中です。
相手は、それを理解しているのか、それとも分からないのか。
分かっているのに知らないふりして惑わせているのか、まだ分からない状態です。
それでも相手の心にある「心の扉」を開ける「鍵」となる言葉を探しています。
今夜どうなってしまうのかは
「今夜」がキーワード
baby let's do it tonight ya
今夜こそが
そのタイミング
出典: TONIGHT/作詞:JAY'ED Crazy Boy NAKKID 作曲:JAY'ED Crazy Boy NAKKID
愛する人よ、今夜そのタイミングだよ。
そう語りかけるリリックです。
何がそのタイミングなのかは、お判りでしょう。
自分は恋を始めたい、相手と深い関係を求めています。
ここまで自分は相手に心を掴まれてしまっている。
そして駆け引きなしの恋をしようとしているのです。
相手の心はまだ掴めていないけれど。
でも、もういいのです。
例え誘われているとしても、今夜はその恋を試すタイミングと決めた。
さあ、始めようと誘っています。
2人だけの今夜を始めようと誘う艶のあるリリックなのです。
見えない駆け引きの向こうに
show u all my cards bae
(show u all my cards bae)
出典: TONIGHT/作詞:JAY'ED Crazy Boy NAKKID 作曲:JAY'ED Crazy Boy NAKKID
恋の駆け引きは、まるでカードゲームのようなものです。
多くの恋の歌では、恋の駆け引きをカードゲームになぞらえて歌うものも多いほど。
ここでもそんな表現が使われています。
baeとは、babyなどの表現を更に縮めたもので「愛おしい人」を例えた表現です。
私の手の内を、愛おしい君に見せるよ。
直訳すればそうなるでしょうが、この楽曲はもっと艶のある表現がお似合いです。
「私の内側をみせてあげる」。
誰にでも見せるものではないものをあなただけに、愛おしいあなただけに見せる。
そんな表現が良いでしょう。
駆け引きなしといっているようにみえて、実は誘っている。
見えない駆け引きの向こう側を演出しているリリックといえましょう。
駆け引きなしのようにみえて
手に入れたいjust one thing
Baby just show me a sing
出典: TONIGHT/作詞:JAY'ED Crazy Boy NAKKID 作曲:JAY'ED Crazy Boy NAKKID
それほど時間をかけずに、できればこの恋を成就させたい、それも今夜。
チャンスは今夜だと感じた自分が、相手に求めるリリックです。
たったひとつを手に入れたいとあります。
たったひとつ、それは相手の心でしょう。
今、自分の心は決まった。
手に入れるべきは、相手の心だけ。
そして、そのためには君のサインが必要だといっています。
サインとは、自分を受け入れるgoサインのようなものでしょう。
サインを見せてほしいと表現していますが、見せるというよりも表してほしいということ。
自分を受け入れる準備ができているか、それを見せて欲しいとアピールしているのです。