【Life goes on/Dragon Ash】が〇〇のCMソングで懐かしい！？歌詞解釈・和訳あり

ライブでの一体感に加えて、自分の一つしかない命、そして、信じた道を守って進めというようなメッセージも読み取れたここまでの歌詞でしたが、

この部分の歌詞は、その信じる道、信念について歌われています。

人々から非難されたり、物理的な逆境があったりと、「傘も差さずただ 雨に打たれ」るような状況でも、

「微かな 不確かな物を涙で 包んで守ろう」という歌詞。

雨粒と自分の涙は本来だったら混ざってしまうものですが、

そんな不可能に思えることでも、涙を流し、困難に打ち勝って大切なものを守ろうとする信念が大事だといっているのですね。

「俺達は何故に真っ赤で 膨らんだ顔笑ってる」という歌詞は、逆境の中、散々辛い思いをして泣きはらした顔で、それでも耐えて笑っている理由を問う歌詞です。

その答えは「明日には太陽また照る」、つまり、いつか報われる日が来ると信じているからということですね。

奇跡を信じて、大切なものを守りながら逆境の中を進んでいく、その人生こそKjにとって"faith way"だということです。

人生は東から西へと巡っていく太陽のように「闇切り裂いて」進む旅のようなものという歌詞がかっこいいですね。

ここまでの逆境に立ち向かう人生像とも繋がる歌詞です。

また、雨に耐える姿が描かれていた後のこの部分の歌詞で、「My beats 満たしたらそう 虹を描け」と歌われているのも、

雨が降るから虹がかかり、人生が平坦なものではないからこそ音楽が心に響くというメッセージなのでしょう。

そして、誰でも、この場所で盛り上がっている人々のように"HighにResponse"、ハイテンションなレスポンスで盛り上がってみればいいという歌詞。

"大地けり上げるその足 空を見上げるその眼差し"という歌詞は、明らかにライブを見ている観客を示していて、野外フェスの光景が浮かびますね。

今音楽を聴いているすべてのオーディエンスの人生の困難も、幸福も、全てを連れて「前向こうよ Life goes on」という力強さに圧倒される歌詞です。

「Life goes on」という言葉が曲が進むに連れてどんどん重みを増しているのも、この曲の凄さですね。

「朝を待てずただ 夜に狂いそうな切なさ 照らすのはその意思だけ」とは、

報われる日が待てずに、暗闇の中で挑戦し続けるような日々に「狂いそうな切なさ」を感じても「照らすのはその意思だけ」と励ます歌詞ですね。 

夢や目標を抱き、信じた道を進む中で逆境に立ち止まっていても、 「季節は流れるばかり」で、時間は刻々と過ぎていくのだから、暗闇を照らす「燈火」を心に抱いて頑張れということですね。

そして、そうやって頑張りながらも「枯れる花」のように心が折れそうな人たちを、「直(ひた)向きに水注いで」「咲かせ」るように、音楽の力で元気にしたいと言っているのです。

(もしも無数の星々が見えなくても)

(消せない傷が増えたとしても)

(俺たちに与えられたちっぽけなたった一つのもの)

(人生は続いていく！)

暗闇の中で光が見えなくても、逆境の中傷が増えても、自分たちがそれぞれ一つずつ持っている命を大切に、そして、生きていこうという最後の歌詞は、

この曲のメッセージを総括しているようですね。

これだけの意味を込めながら、韻の踏み方も秀逸な歌詞です。

Dragon Ashの「Life goes on」の歌詞を紹介しましたがいかがでしたか。

「Life goes on」という言葉だけだと、ただ人生は続くという意味ですが、この曲のすべての歌詞を解釈した今は、

人生は続くけど、それは誰もが意志を持ち、生き続けているからだと、全ての人に生きている意味、そして、許しを与えているようにも聴こえますね。

生きている意味を見失いそうな時にも聴きたい一曲です。