MVには頭に花束をかぶりブーケを手にした二人の女性ダンサーが登場します。

彼女たちは何をイメージしているのか。

素直に見るなら花の妖精(フラワーフェアリーズでしょう。

妖精は背中に羽根があるのが一般的な姿ですが、さすがにそこまでは作り込んではいません。

なんとなく想像できる程度に留めているようです。

ところで、なぜ二人いるのでしょう。

これが一人だけの映像としてイメージしてみてください。

二人が戯れているこのMVに比べて何か物足りないはず。

三人以上だと、かえって雑然としてしまいます。

二人というのが最も映像として収まりのよい組み合わせだったのです。

彼女たちの動きを見ていくと、左右対称になっているのが分かるでしょう。

白いロングドレスの胸と腰に赤い花飾りがあしらってあります。

これもダンサーのパフォーマンスを引き立たせるアクセントになっているのです。

まとめ

抒情的な映像世界

mol-74【ノーベル】MVを解説!幻想的なピンク色の世界を堪能しよう…!美しいダンサーにも注目!の画像

普通なら視聴者はそんなに映像を深読みはしません。

しかし、作り手は映像を観る人の意識に残るように、いろいろな工夫を凝らすものです。

「ノーベル」のMVもまた、細かい処まで作り込まれていました。

mol-74のMVに共通するのは、音楽性と同様に色使いと人物の演出が抒情的なこと。

アートと表現してしまえばイメージを限定してしまいます。

私たちの感性に優しく刺激して癒してくれる何かが、映像から伝わってくるのです。

メジャー・デビューを果たしたこと、それにMVが彼らの世界観の表現を広げています。

バンドとしては10年選手というベテランの境地に入りつつある。

こうしてOTOKAKEでも何曲か取り上げられるようになり、もっと多くの人に聴いてもらいたいと思います。

近年徐々に注目されつつあるインディーズバンド、mol-74のライブ会場、通販限定でリリースされている「Moonlight」から、表題曲の歌詞に迫ります。言葉数が少ないながらも情景を浮かび上がらせるその内容はセンス抜群です!

mol-74のインディーズアルバムではなく限定版を取り上げたOTOKAKEの記事です。

今回の記事では触れなかった彼らのサウンドがもつ別の側面。

アコースティック・サウンドの音楽性について考察しています。

美しいファルセットと繊細な世界観でファンを魅了するロックバンド『mol-74』。人気に火をつけた名曲『%』の歌詞を、雰囲気を大切にしながら解釈していきます。なかなか読めないバンド名の由来や彼らの音楽の魅力も大紹介!一度聴いたら、きっともう一度聞きたくなるはずです。

こちらは2016年リリースのミニアルバム『kanki』収録のナンバー。

歌詞の側面からmol-74の魅力を掘り下げています。

最近音楽ファンの間で話題になっているバンド、mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)。透明感のある唯一無二の歌声を持つボーカルと、その声を最大限に活かすシンプルに作りこまれたサウンドが特徴です。繊細な音楽で聴く人の心に情景を描き出す彼らのおすすめ曲を紹介します。

そして最後はOTOKAKEおススメのベストセレクション。

入門者にとって予習には手ごろな記事にまとめてあります。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね