「エイプリル／mol-74」MVに出演する美少女はいったい誰？切ない歌詞＆コードを徹底解説♪

京都発のバンド、mol-74 （モルカルマイナスナナジュウヨン）。

ボーカル・武市の美しいファルセットを活かしたメロディアスなサウンドは、ピアノやアコースティック・ギターといったオーセンティックな機材により奏でられています。

そんな彼らの音楽を一言で表現するならば、「丁寧」。

音作りから作詞まで、丹念に練り上げられたクレバーなサウンドからは、昨今の派手でキャッチーなバンドサウンドとは一線を画す意思を感じます。

ギター（ピアノ）ボーカルの武市、ギターの井上、ドラムの坂東、ベースの高橋の4人組編成。

前3人は高校の同級生であり、高橋だけが後発で加入したメンバーです。

作詞はボーカルの武市が担当することが多く、作曲はメンバー全員で作り上げることが多いようです。

もともとはBUMP OF CHICKENなどの、王道の邦楽ロックばかり聴いていたというボーカル武市。

（しかも彼はもともと熱心なパティシエ志望だったのだとか。余談です。）

そんな彼が、今のようなメロディアスなロックを志すきっかけとなったのはCOLDPLAYとの出会いだったそうです。

COLDPLAYや洋楽の多くのバンドでは、メンバーが幾つも楽器を弾きこなし、楽曲によってイメージをガラッと変えることはよくあります。

そんな姿に、武市はあこがれを持つようになったのです。

そうして、ギターロックばかりがもてはやされる邦楽ロックシーンに、一石を投じるバンド編成と音楽作りへと成長していったのでしょう。

2016年8月にリリースした5枚目のミニアルバム「kanki」に収録されたナンバー。

2017年4月よりYouTube公式チャンネルにてMVを公開すると、2017年12月現在までに54万回を突破する反響を呼びました。

彼女との写真や映像を繋ぎ合わせた、ナチュラルなプライベートムービーのような1本。

主演する女優さんはりりかさん。

彼女はYeYeが歌う「ゆらゆら」のMVなどにも主演する、人気上昇中の女優さんです。

能年玲奈さんのような、自然体でピュアな美貌が目を引きますね。

それでは、まず歌詞を見ていきましょう。

切ない恋の記憶を歌うこの歌詞は、気付けば自分の恋と重ねてしまうような親密さに満ちています。