「BOY MEETS GIRL」とは
「BOY MEETS GIRL」はTRFの7枚目のシングルとして、1994年6月22日に発売された楽曲です。
ちなみにこの頃のグループ名はtrfと小文字で表記されていました。
作詞・作曲は小室哲哉。1994年と言えば小室ブームの初期にあたる頃ですね。
この曲には民族音楽のサウンドを取り入れるなど実験的な試みがなされており、小室哲哉本人も非常に時間と労力をかけて作ったと公言しています。
コカコーラのCMに使われたため知名度も高く、オリコンチャートで3位を記録するなど人気を集めました。
また、さまざまなアーティストにカバーされていますが、有名なところでは松任谷由実がこの曲を高く評価しており、後に、彼女が小室哲哉と共演して歌ったこともあるほどです。
PVはどんな感じ?
音楽に合わせた、疾走感のあるカメラワークで始まるこちらのPVは、メキシコで撮影されました。
壮大な景色と灼熱の太陽の感じが、弾けるように踊るメンバーたちと曲のイメージにぴったりですね。
当時20代後半から30代前半であった、若々しい5人にも注目してご覧ください。
この曲で紅白に初出場!
「BOY MEETS GIRL」をリリースした時は、TRFがメジャーデビューしてからまだたったの1年少々でした。
しかし、この曲を含む5曲が続けてミリオンセラーを記録するほど人気が急上昇し、早くもこの年の紅白歌合戦に出場が決まります。
当日はトップバッターの重責を見事に務め、この後ますますお茶の間に浸透していきました。
アニメVerがあるって、どういうこと?
実は、「BOY MEETS GIRL」には別のバージョンが存在します。
NHKで2000年3月から2002年2月まで放送されたアニメ「だぁ!だぁ!だぁ! 」のエンディングテーマになったものです。
このアニメは少女漫画が原作でコメディ色が強く、従来のTRFのファンには意外な組み合わせだったかもしれません。
ただ、こちらはスーパーユーロビート(SEB)仕様に新たに手を加えられたバージョンになっているため、曲のイメージも変わっています。
TRFって、どんなグループ?
最初はもっと大勢だった!
まず、TRFという名前ですが、これはTK RAVE FACTORYの頭文字をつなげたものです。
TKは、TRFの生みの親である小室哲哉のイニシャルで、Rave(レイブ)はダンスと音楽のイベントのこと。
つまり、小室哲哉プロデュースのダンスユニットという意味ですね。実際、メンバーはダンスのイベントでスカウトされたり、元々あったダンスグループを組み入れたりして集められました。
前述したように初期はtrfという小文字表記で、メンバーも流動的だったようです。多い時には11人前後のメンバーを抱える大所帯でした。
それがメンバーの脱退などで1993年頃には下記の通りDJ1人・ダンサー3人・ボーカル1人という構成になり、そのまま現在まで続いています。
DJ KOO(ディージェイ・コー) リーダー、DJ、ラップ担当
YU-KI (ユーキ) メインボーカル
SAM(サム) ダンサー
ETSU(エツ) ダンサー
CHIHARU(チハル) ダンサー
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/TRF
「BOY MEETS GIRL」の歌詞を解説!
「BOY MEETS GIRL」というタイトルは、直訳すれば「少年が少女と出会う」という意味ですね。
しかし、歌や物語を説明する際などに使われる場合は、「出会った2人が恋に落ちる」、つまりラブストーリーのことを指します。
そのため、この歌の基本テーマは恋愛であることが察せられますね。
小室哲哉はこのダンサブルな曲に乗せて、どのような恋愛模様を描いたのでしょうか?