レコーディングスタジオのコントロールルーム(調整室)とブース(演奏空間)。
それぞれの場所で作業を進める3人とエンジニアたち。Dコードと記された譜面もアップになります。
MVの音として流れているのは「Thanks a Lot」の冒頭部分。さらに3人の談笑する声も一瞬混ざります。
まず布袋さんの動きに注目すると…。
コントロールルームで譜面か何かの紙を確認したのち、防音ガラス越しにブースをチェック。
ギターの演奏シーンとコントロールルームでの談笑シーンや真剣な表情が混ざり合っています。
首にドット柄のスカーフを巻き、革ジャンにタイトなパンツという爆イケなファッション。
トレードマークのギタリズム柄のギターも健在です。
演奏シーンが超ドアップになる場面もあるので、ギターキッズにはたまらないのではないでしょうか。
さらに布袋さんとともにいる、まこっちゃんと松っちゃんの動きにも注目してみましょう。
高橋まことに注目!
ドラムのまこっちゃんこと高橋まことさんは、映像の冒頭、街角で3人並んでいる時点で既にニヤッと笑顔。
トレードマークのサングラスにニットキャップ、革ジャン姿です。
スタジオに入ると革ジャンと帽子は脱いだ模様。安定のオールバックです。
革ジャンの襟元からのぞいていたパーカー姿が一瞬だけ映りますが、それ以外はドット柄っぽいトップス。
お茶目です。
BOØWY時代から笑顔が絶えない印象のまこっちゃん。談笑中はもちろん演奏中も笑みを浮かべています。
そんななか真剣な表情の横顔が一瞬映る場面も印象的。
相変わらずソリッド(硬質)でタイトな(引き締まった)ビートが魅力。
松井常松に注目!
ベースの松っちゃんこと松井常松さんといえば無表情・直立不動・ダウンピッキングがトレードマーク。
ちなみにダウンピッキングとは上から下へ弦を弾く演奏方法のこと。
ダウン&アップで一往復するオルタネイトピッキングが一般的ですが、松っちゃんはほぼほぼダウン。
これを踏まえてトレイラー映像を見ると、相変わらずのダウンピッキング!
「松っちゃんはやっぱり松っちゃんだった」とわかるでしょう。渋いです。
MVも見てみよう!
光は感謝の表れ?
MVに登場するのは布袋さんのみ。キレキレの歌唱&演奏シーンとロンドンの街並みをさまよう姿が印象的です。
ほぼモノクロ映像ですが、ところどころ出てくる色鮮やかな光が象徴的なメッセージと考えられるでしょう。
3人の盟友が集まり、30年の時を経て生み出された傑作。
感謝しかない。そんな思いが光として描かれているのかもしれません。
挑戦し続けよう!
俺たちは今も 何も変わらない
傷ついてもいい
挑み続けたいだけ
自分を信じて 明日を信じて
そうさ飛び立とう
誰も見たことない世界へ
出典: Thanks a Lot/作詞:Tomoyasu Hotei 作曲:Tomoyasu Hotei
実際には時は止まりませんし、誰しも歳を重ねるものですが、大切なことは変わらないのかもしれません。
BOØWYという伝説を築き上げたうえで、さらに挑戦し続ける3人の男たち。
こうして兄貴たちがいくつになっても格好いい姿を見せてくれると、背中を押される思いがしますね。
私たちも感謝を忘れず、日々新たな世界へ飛び立ちたいものです。
最後に
クエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」のテーマ曲など、世界的にも活躍している布袋さん。
そんななかJ-POPの文脈としてもわかりやすい、キャッチーでポップな人気ナンバーといえば「POISON」。
こちらに楽曲を徹底解説した記事がありますので、併せてお楽しみくださいませ。
「POISON」布袋寅泰にとって○○となった楽曲を徹底解説!歌詞&ギターコード情報も - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「POISON」が布袋寅泰にとって○○となった楽曲であるのをご存知でしょうか?ここではリリースされた背景から楽曲の内容、歌詞&コードまで徹底的に解説します!
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