レトロファッションがかえって新しい
七十年代ファッション
七十年代をリアルタイムで知らない世代。
それは平成生まれです。
グレゴリオ暦でいうと1989年以降ですね。
彼、彼女らにとって七十年代ファッションは新しいモノ。
古いというイメージはありません。
もちろん時代にそぐわないと思う読者もいるでしょう。
しかし、歴史は繰り返すと言います。
それはファッションも同じで流行の周期があるのです。
キュートなヘアバンド
上の方に目線がいくので、自然と顔が注目されます。
幅広で折りたたんだスカーフをヘアバンド代わりにアレンジ。
鮮やかな色合いにウキウキしてくる視聴者もいるでしょう。
このように大きめの柄はシンプルに見せる効果があります。
原色をつかった色合いなので及び腰になってしまう女性もいるでしょう。
それはステージ衣装なので当たり前です。
しかし、ヘアバンドだけならマネしてもいいのではないでしょうか?
ドレス手袋が銀座っぽい
英国王室を思わせるドレス手袋。
銀座というと欧州を想像する読者が多いでしょう。
モーニング娘。'18でも数名しか身につけていません。
ドレス手袋で紅茶を楽しむなんて銀座っぽいですね。
これが原宿になってしまうとゴスロリ系と間違われます。
行く場所に注意してマイファッションに取り入れてみるといいでしょう。
カラータイツでレトロ感を
「オシャレは足元から」
こんなファッションことわざのようにカラータイツで彩るメンバー。
それぞれがワンピースと違う色で組み合わせています。
タイトなワンピースだけでなくカラータイツも大切です。
上下のコントラストが絶妙で”レトロなのに新しい”感覚を生み出しています。
いつものファッションに飽きたら試してみましょう。
初めは勇気が必要ですが、一度試したら慣れてしまうものです。
きっと意中の人もキュンとするはずです。
靴の色選びがキュート
カラータイツ以上に天晴れなのはヒールの色です。
カラータイツと同色系にしているパターン。
ワンピースと同じ色にしているパターン。
上の二つのどちらでもないパターン。
特にタイツともワンピースとも合わせていないパターンは稀です。
たいていはバッグやヘアスタイル、トップスのどれかと合わせます。
それなのに全体として整っているセンスの良さ。
よほど衣装担当が優れているのでしょう。
生まれ変わる銀座
みなさんの住んでいる町に”銀座”という地名はありませんか?
きっと銀座の賑わいにあやかって命名されたと思うでしょう。
しかし、銀座の歴史は明治に遡ります。
日本を西洋化しようとヨーロッパを模した建築物が林立した銀座。
日本にいながらヨーロッパに行けると話題に上りました。
そして、関東大震災。
それは大正のことでした。
銀座の町は廃墟となり、見る影もありません。
しかし、復興が早いのが銀座の町。
映画館やデパートが数年のうちに完成しました。
そのときに銀座の瓦礫を寄付されたのが戸越銀座です。
銀座の復興パワーをもらおうと町を”戸越銀座六丁目”と改名しました。