【超・風】GReeeeN最新アルバム「うれD」収録！疾走感あるナンバーに込められた歌詞の意味は？

GReeeeNは4人組の男性ボーカルグループですが、その姿をご覧になったことがある人はおられるでしょうか。

おられないはずです。彼らはメディアで素顔を見せたことは一切ありません。一度も出たことがないという訳ではなく、しかしやはり顔を隠しての出演だったり、着ぐるみを着ての出演だったりです。

当然、CDのジャケットなども本人たちの写真が使用されることはないのですが……1作だけ、4人の写真が採用されたジャケットがあります。

26thシングル「夢」のジャケットには4人の姿があります。この項の見出しの前に掲載した写真がそれです。幼少時の写真ですね。

このように、頑なに「正体」は隠されていて、「現在の素顔」はまだ明かされていません。

GReeeeNの4人は兼業アーティスト。音楽とは別に歯科医という仕事をしています。4人とも歯医者さんなのです。アーティストと歯科医、双方の仕事に支障が出てはいけないので、素顔を隠しているのです。

では、ライブは？　ライブはどうしているのでしょうか？

GReeeeNもライブは行います。でもやはり素顔は見せないで、シルエットでの出演です。下の動画のような感じで行うのです

これは事前収録した彼らの姿をモーションキャプチャーで再現したもので、実際にステージにGReeeeNの4人が立っている訳ではないのですが、それでも臨場感溢れるサウンドに観客は大興奮です。

2016年1月に行われたさいたまスーパーアリーナでのライブでは、アンコールのみですが4人が実際にステージに立ちました。

もちろん紗幕越しの登場で、観客にはシルエットのみしか見えませんが、最高の盛り上がりを見せたようです。

このような形態で活動するアーティストはとてもめずらしく、これまでの歌謡史においてもGReeeeNが最初で唯一ではないでしょうか。

先ほども述べましたように、GReeeeNは4人グループです。メンバーは下記の通りです。

4人とも同じ大学の同じ学部にいたことから知り合い、GReeeeN結成に至ったとのこと。4人とも歯科医師というのはそうした理由からだったのですね。

「GReeeeN」というユニークなグループ名の由来は、もともとは「未熟な」という意味で使われる「green」から。日本では「青い」と言いますが、英語では緑なのですね。

「まだまだ未完成であり続ける、未知の可能性という意味」で命名したのだとHIDEがブログで明かしたことがありました。

自分たちはいつまでも未熟者です、これからもっと成長しますから期待してください、ということでしょうか。可能性をいつまでも持ち続けるグループでありたいという願いが込められているのですね。

さて、「GReeeeN」の「e」が4つであることには、もうお気付きでしょうか？

これはGReeeeNのメンバーが4人であることを表しています。ご存じでしたか？　これを覚えておいて頂ければ、「GReeeeN」と書くときに「eはいくつだったかな？」と考えなくてすみますよ！

ロゴでは「e」が傾いていますが、この傾きの角度は18度。「18」で「いい歯」を表しています。マークのかたちはやはり「歯」をイメージしているそうです。

歯医者さんであることがGReeeeNのベースになっていることがよく分かりますね。

各方面への楽曲提供が盛んなGReeeeN。今年2018年はなんとNHKの幼児番組への提供がありました。

NHK Eテレで放送中の「いないいないばあっ！」では番組オリジナル曲としてGReeeeN作詞・作曲の「ポポポポポーズ」が歌われています。

番組のキャラクター、ワンワン、ゆきちゃん、うーたんが歌って踊ってポーズを取ります。みんなでいろんなポーズを取ろう！という内容の歌詞なので、写真を撮るときなどに歌うといいですね。

「ポポポポポーズ」は現在のところ、配信限定です。しかし、GReeeeNは番組や映画、他のアーティストへの提供曲も1年後くらいにCDリリースすることが多いので、この曲ももしかしたら……？

「ポポポポポーズ」のタイトルの「ポ」の数は5つです。これはメンバーの人数には合わせなかったようです。お間違いのないように。

2018年4月11日リリースの8thアルバム「うれD」。「うれでぃー」と読みます。アルバムには毎作ユニークなタイトルをつけるGReeeeNですが、今回も短く明瞭ながらユニークです。

これは「うれしいを通りこしてもはやうれD」という意味だそうですが、「うれしい」を「うれC」と考えてのことなのですね。1980年前後に流行した「ABC文体」のようです。