山本彩「identity」
2ndアルバムをリリース
2017年10月に、山本彩さんのソロアルバム「identity」がリリースされました。
NMB48のキャプテンとして活動を続け、NMB48の顔ともいえる存在でしたが、1人のシンガーソングライターとしてもすっかりお馴染みになりました。
「identity」は「Rainbow」に続いて2作目のアルバムとなりました。前作に続いて亀田誠治さんがプロデュースを務めています。
1. JOKER
2. Wings
3. 夢の声
4. Let's go crazy
5. ゆびきり
6. サードマン
7. どうしてどうして
8. 愛せよ
9. 何度でも
10. 喝采
11. 陸の魚
12. 春はもうすぐ
13. 蛍
出典: https://www.amazon.co.jp/identity-初回限定盤DVD付-山本彩/dp/B0756K9TKG/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1520862581&sr=8-5&keywords=identity
豪華なアーティストが参加
アルバムには現在音楽業界で広く活躍している豪華なアーティスト、音楽家が参加しています。
阿部真央さん、いしわたり淳治さん、ヒロイズムさんなど、多くの著名人がクレジットに名を連ねています。
その中でもど肝を抜かれたのが、阿久悠さんです。
筆者はCDを購入したりレンタルした時はまず歌詞カードに目を通しますが、豪華なアーティストが揃っていることに感心していました。
そんな中、「愛せよ」という見慣れないタイトルの横に並んでいる、阿久悠と水野良樹の文字。全く知らなかったので衝撃が走りました。
阿久悠さんの未発表曲にいきものがかりの水野良樹さんが作曲するという試みが行われ、山本彩さんに提供されました。
水野良樹さんは、マルチで活躍するアーティストに歌ってもらおうと考え、山本彩さんにオファーしたそうです。
山本彩さんは既に、”人気なアイドルからCDを出してみよう”などという次元ではありません。
山本彩さんは肩書きが無くとも、地に足をつけた1人のシンガーとして活動できる音楽家といえるでしょう。
「JOKER」
「JOKER」は「identity」の1曲目に収録されている楽曲です。
前作のアルバム1曲目「レインボーローズ」のようなバンドサウンドとも違い、イントロからストリングスが効果的に使われており、爽やかで美しい楽曲です。
MVはこちら
「JOKER」はアルバムの中で唯一MVが制作された楽曲です。
「indentity」の初回限定盤にMVとMVのメイキングが収録されたDVDが付属されています。
「JOKER」というタイトルの通り、トランプが出てきます。ハートのクイーンにのしかかる形でジョーカーが最後に映ります。
男と女の両方を山本彩さんが演じていますが、ラストサビでは大胆にもキスが!
これはCGで作られているようで、本人は緑のマネキンに2度キスしたと笑いながら語っていました。
歌詞解説
いしわたり淳治さんが作詞に参加
「JOKER」の作詞には山本彩さんの他に、いしわたり淳治さんも参加しています。
これまでに山本彩さん1人で作詞作曲を行なった楽曲も沢山ありますが、有名プロデューサーに参加してもらえるのはとても心強かったでしょう。
どれくらい経ったかな 僕ら2人出逢って
過ぎていく夏の中
もう大勢の中の1人じゃ無くなるには十分な日々
出典: JOKER/作詞:山本彩,いしわたり淳治 作曲:山本彩
2人が出逢ってから時が流れました。
夏が過ぎていきますが、2人が出逢ってから迎えた夏はこれが初めてではないようです。
これまで一緒に過ごしてきた時間、一緒に過ごせなかった苦い思い出、自分の中には君だけの記憶がどんどん積み重なっています。
初めて会った時、何も意識していなかったはずなのに、長い間同じ時を過ごすことでいつしか1人の異性として見るようになりました。
気付いたらこんなにも僕は
君で出来ていたんだ
出典: JOKER/作詞:山本彩,いしわたり淳治 作曲:山本彩