特別な曲、特別なMV
2つのMV
イメージビデオ風「僕はいない」MV
タイでロケをしたというこのMVは、渡辺美優紀がアジアのとある街を一人で旅しているというビデオです。
渡辺美優紀をヒロインに据え、訪れた場所場所で他のメンバーとで会う構成になっています。
エピローグ的なラストを除き、セリフは一切ありませんし、背景音も冒頭とラストにしかありません。
ミステリアスでファンタジックな構成が印象的です。
「僕はいない」MVダンシングバージョン
もう一つは「ダンシングバージョン」と銘打たれた、ダンスを前面に出したMVです。
砂浜、水着、ダンスと女性アイドルグループのMVの王道的作りで、楽曲の振付だけで構成されています。
渡辺美優紀の卒業ソングのための振付ですが、決して暗いイメージはありません。
しかし通して見るとなぜかどこか切ない印象を与える振付になっています。
曲名と歌詞とMV
「僕はいない」というタイトルは、卒業ソングだということと考え合わせれば特別な意味を持ちます。
渡辺美優紀とNMB48
山本彩とともにNMB48の看板ともいえる存在で、ファンから「みるきー」の愛称で親しまれていました。
彼女がNMB48の中でも特別な存在であったことは間違いありません。
タイトルの意味するもの
その彼女がいないということを「僕はいない」というタイトルは渡辺美優紀が自ら宣言しているようです。
歌詞では別れた「君」を想い、海辺にたたずむ「僕」の想いが綴られています。君のそばに僕はいないと。
「君」と「僕」はNMB48と渡辺美優紀、そしてファンと渡辺美優紀と容易に置き換えることが出来ます。