バラエティ番組のエンディングテーマ
「KANZAI BOYA」はバラエティ番組【今ちゃんの実は…】のエンディングテーマソング。
この番組は月替わりでエンディングテーマソングが変わることが特徴。
その中でこの曲は、2020年5月度のテーマソングとして用いられていました。
この番組は、世の中にあるあまり知られていない事実を紹介する番組。
FUNKな感じの曲調が、バラエティ番組の感覚に非常にマッチしていました。
ジャニー喜多川氏へのリスペクト
KANZAI BOYAを一言で現すならば、故ジャニー喜多川さんへのリスペクト楽曲。
タイトルの「KANZAI BOYA」は、KinKi Kidsのデビュー前のユニット名。
この名前を付けたのが、他ならぬジャニー喜多川さんでした。
歌詞の至る所にジャニー喜多川さんへのリスペクトが溢れており、「ジャニー愛」が感じられる楽曲です。
では、そんなジャニー愛に溢れている歌詞について徹底的に考察してみます。
ジャニーさんへの愛
ジャニーさんを愛している2人
Please hot green tea…
出典: KANZAI BOYA/作詞:堂本剛 作曲:堂本剛
歌詞の冒頭のこの部分は、ジャニーさんのとあるクセが由来になっています。
ジャニーさんは夏でも毎日のように温かい緑茶をお手伝いさんに頼んでいたのだそう。
それを間近で見ていた堂本剛さんは、歌詞の冒頭にこの英訳を付けたという推察ができます。
堂本剛さんから見たジャニーさんとはこういう人という部分を表現しているとも言えますね。
まさに、「この曲はジャニーさんへのリスペクト楽曲です」と宣言しているも同然。
このように、歌詞のほとんどがジャニーさん絡みの内容となっているのが、この曲の最大の特徴です。
なぜ今さら「BOYA」?
KANZAI BOYA 無敵なname
KANZAI BOYA 素敵だね
出典: KANZAI BOYA/作詞:堂本剛 作曲:堂本剛
KANZAI BOYAはKinKi Kidsがデビューする前のユニット名。
2人が同じ兵庫県・奈良県といった関西地方の出身であることが一番の理由だと考えられます。
また、2人とも名前を付けた時13歳(ボーヤ)であったことが、このユニット名にさせたのでしょう。
また、ジャニーさんが亡くなられた今でも、「自分たちはジャニーさんの子供」という意識があるのかもしれません。
だからこそ、「KANZAI BOYA」という名前をタイトルに付けたとも考えられます。
名前を付けられた時の2人
不満だった名前
Youたちにこの名前をあげるよ
どしたの?ご不満あります?眉間に富士山/富士山 You!!!
出典: KANZAI BOYA/作詞:堂本剛 作曲:堂本剛
KANZAI BOYAと名付けられた2人は、当初はかなり不満だった様子。
確かに関西出身の坊やたちだから「カンサイボーヤ」は、あまりにも安直とも言えます。
実際、光一さんは当初「めちゃくちゃダサいと思った」と語っており、13歳の少年たちには受け入れられないような名前だったのかもしれません。
確かに、一見すると安直な名前のようにも見えます。
いずれにせよ、名前を付けられた当時は師弟間の感覚はずれていたと言えます。