13.Bridge Over Troubled Water
14.Free
-Bonus Tracks-
15. Friend Song
16. Cabbage Surfin’
出典: The Gift/Hi-STANDARD
「Bridge Over Troubled Water」は、本当にカバー。
元々サイモン&ガーファンクルによる暗さだけが取り柄の曲なのですが、今回はアレンジでブルージーな泥臭い、渋い感じに仕上がっています。
難波さんが目指したという”大人のパンクロックアルバム”。
こんなに充実したものが聴けるなら、18年も待った甲斐があったというものです。
そして次曲の「Free」で配信版はラストになりますが、CDではボーナストラックの2曲がさらに聴けるんです!
「Cabbage Surfin’」が珍しいアコギ使用曲なので、なにげに必聴ですよ。
あと、先着特典もステキでした。
タイトル曲のみが収録されたCDだったわけですが、これ、購入者が誰かにプレゼントできるように、というものだったんです。
そして発売初日…
またもや事件は店で起きていました。
「AIRJAM2000」のDVDが、毎度お馴染みゲリラ店頭入荷、というかゲリラ同日発売していました。
そして発売初週のオリコンアルバムチャートは見事、初登場で1位を記録。
この結果は意外にもハイスタ史上初の快挙でした。
1994年リリースの「ANGRY FIST」はオリコン初登場4位、1999年リリース「MAKING THE ROAD」でも3位止まり。
これだけ時代も変わって新しいアーティストやジャンルが生まれていても、彼らの人気がまだまだスゴイということがこれで証明されました。
購入者からの評判も上々
サウンドに関しては「アカ抜け過ぎた」等の否定的な意見もあるようです。
だけど、今や彼らもベテランのプロミュージシャンなワケです。そんな人たちが今鳴らしている音なわけですから、洗練された感あって当然ですよね。
当時のような危なっかしさを感じるのは難しくなったかもしれませんが、その代わりに頼れるアニキ感というかオトナの優しさに包まれる感じというか。
なんというか、安心して聴ける1枚だなと、筆者は思います。
「これは君へのギフト。」
タイトル曲『The Gift 』
Don’t try to be someone
Be ‘you’ and no one else
出典: The Gift/ 作詞:Akihiro Namba/Ken Yokoyama 作曲:Hi-STANDARD
「誰かになろうなんて思うな」「他の誰でもない”お前”でいるんだ」
こんな感じのニュアンスでしょうか。
自信を持つこと、自分を信じることの大切さを教えてくれる、とても勇気を貰えるメッセージです。
Take a look at yourself
You’ll find a gift given to you
出典: The Gift/作詞:Akihiro Namba/Ken Yokoyama 作曲:Hi-STANDARD
「自分自身をちゃんと見ろ」「そしたら見つかるよ、お前が貰ってるギフト」
”これだけは人に負けない”というものが、誰にでもありますよね。
それを磨いたり伸ばそうとせずに人の成功を羨むのは、本当に時間のムダだと思うんです。
自分に自信を持つこと。それで見つかる何かが必ずある。
このメッセージを伝えてくれるこの曲自体も、聴く人が受け取るギフトですよね。
いかがでしたか?
ハイスタことHi-STANDARDのニューアルバム『The Gift』の全貌。
発売前の不安はどこへやら。相変わらずのテンションに、スピード感に、華やかさ。
そこに「優しさ」が加わったかな?という気がするのは、筆者だけでしょうか。
ともあれ何一つ衰えはしてませんから、これからの人も安心して爆音で、ヘビロテで、どうぞお聴き下さい。
機会があれば、ライブにも是非。
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