太陽が夢を染めて 朝になっていた 朝になっていた

出典: カロン/作詞:蒼山幸子 作曲:沙田瑞紀・蒼山幸子

そして、東の空には太陽が昇り、夜が空けていきます。

見上げ続けていた空は白み、星々は一つ一つ姿を消していく。

空高く昇っていた「月」も、太陽の登場と共に西の空へと沈んでいきます。

今宵も「きみ」と出会うことはなかった。

朝焼けの赤で染められた夢は薄れていき、また新しい1日が始まっていく。

そこには希望はないかもしれない。

孤独は払拭されていないかもしれない。

しかし、「私」は歌い続けるのでしょう。

愛のうたを歌い続ける。

次の夜も、その次の夜も。

あなたに会うまでは、月に向かって愛を叫び続けるのです。

おわりに

ねごと【カロン】歌詞の意味を解釈!月に見立てる”きみ”との関係を考える!タイトルがヒントに?!の画像

「カロン」の世界観はいかがでしたでしょうか。

地球と冥王星の衛星という遠く離れた二つの天体の物語。

その遠さから、「きみ」に会えないことの悲しさ、寂しさが伺えます。

そして、新しい朝の訪れと共に別れも訪れるという切なさ。

象徴と比喩を巧みに使用したレベルの高い歌詞ですね。

皆さんも、今会いたい誰かのことを思いながらこの曲を聴いてみてください。

「会いたい」という想いがますます募ってくることでしょう。

そして「カロン」を夜の空に向かって歌ってください。

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