嵐の「Fake it」という曲
2018年10月に発売されたシングル「君のうた」に収録されている「Fake it」。
ひたすらセクシーでかっこいいナンバーとして人気です。
英語の部分が多いので、一度聴いただけでこの歌詞の世界観を理解できる人は少ないかもしれません。
日本語の歌詞だけを追ってみると、どうやら彼女に翻弄されている彼の心境を歌っている曲のようです。
テーマ的にはバラードでもいいのですが、敢えてスタイリッシュなダンスミュージックを合わせています。
これによって登場する男女の都会的でクールな雰囲気が一層強まりました。
また、曲調どおりのかっこいい嵐がセクシーな歌を歌う姿もファンにはうれしいですね。
この曲がお気に入りというファンも多いのではないでしょうか?
はじめに
さて、ではここからは歌詞の方に目を向けていきましょう。
この歌詞は一体どういう内容なのでしょうか?
本当にクールでひたすらかっこいい場面をつづった歌詞なのでしょうか?
英語とたまに難しい日本語が出てきて意味が取りにくいと感じる方もいるかもしれません。
本記事ではこの難解とも思える歌詞に注目し、解釈とともに紹介します。
それでは早速参りましょう!
Aメロについて
彼と彼女の関係は?
Yeah… Just fake it
何か確かな言葉 欲しがる僕と はぐらかす君
蓋(けだ)し象徴的な 二人の関係性 I rather like it
出典: Fake it/作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge,HIKARI
「俺と君の関係って?」「俺のこと本当に好き?」と何度彼女に投げかけてもはぐらかされてしまう。
冒頭ではそんな2人の関係性が表現されています。
Yeah… Just fake it
ああ、ただフリをしろ
I rather like it
俺は、それがむしろ好きだぜ
出典: Fake it/作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge,HIKARI
こうも呟いていますが、実際はどうなのでしょう?
強がっても、本当は…
初めからEvenじゃないくらいは
分かってる でも もう遅すぎるんだ
どうしようも無いほどに今じゃ 君に惹かれてる
出典: Fake it/作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge,HIKARI
1行目の英単語の意味は「対等」です。
つまり、遊ばれているだけと知りながら、彼女に惹かれて止まない。もう引き返せない。
そんな意味だと解釈することができます。
If you number your lover どの辺りにいる
出典: Fake it/作詞:HIKARI 作曲:Kevin Charge,HIKARI
この歌詞は全体で「俺は君の何番目?」というような意味と思われます。
彼女は同時並行で何人かの男性と付き合っているようです。
いわゆる魔性の女でしょうか?
それを分かっていながらも離れることができない主人公。
このことからも、主人公の方が彼女にぞっこんであることが分かります。