安室奈美恵 のアルバム「SWEET 19 BLUES」を小室哲哉が手掛ける！歌詞ページあり

19歳のことを「大人ぶらずに子供の武器も使える」歳と表現しています。

10代のころから芸能界で活躍する安室さん。少し背伸びをして大人の振る舞いをしてきたこともあったかもしれません。

そして、さみしさが昔よりも真実味を帯びてきたとあります。勢いだけでやってきた10代とは違い、向き合わなければいけないプレッシャー。大切な恋人と離れ離れの時間。

大人になるにつれてそういったさみしさを感じる機会が増えてきたのかもしれません。

ただ過ぎていくようで身についていくもの。10代を芸能界で駆け抜けてきた安室さんが、一息ついてこれまで歩んできた時間を振り返っているようです。

リズム＆ブルースがまるで毎日のようなスタイルだと歌っていますね。音楽と一緒に人生を歩みながらも、時には感傷的になる日もきっとあるのでしょう。

自信があるように見えて、実は精いっぱい頑張っているだけ、と解釈できそうな歌詞です。

たばこの煙をかき分け音に埋もれて、とは都会の喧騒ことを指しているのでしょうか。

沢山の人が行き交い、沢山の価値観がある街で、自分の取り柄がなにかをぶれずに持ち続けるのは難しいですよね。人に流されて生きていく周りの人や自分自身を見つめて、その人にとって一番大切なものは何か教えてあげなければいけない、と歌われています。

もし飛び出るんだったら、とはまるで芸能界のことを歌っているかのようですね。

注目をされ続ける立場のプレッシャーは計り知れません。

そんな世代だからこそお互いに傷を癒して、と仲間や友人の大切さも感じています。

2番のサビの歌詞は、最も安室さん本人の気持ちが歌われているように感じます。

「だけどわたしもほんとはすごくないから」「誰も見たことのない顔　誰かに見せるかもしれない」

きっと、小室哲哉さんと話しているときにふと出てきたそのままの言葉なのではないでしょうか。

10代で一世を風靡するほどの大スターになった安室さん。そんなスターの謙虚さや孤独さが垣間見える深い歌詞だと感じます。

「Change my life」人生が変わる、人生を変えると歌われています。きっと19歳という歳が大人と子供の境目、特別な年齢だと認識しているのでしょう。

前世はSTRAY CATS（野良猫）と安室さんは思っているのですね。気ままに流れに乗って生きていくさま、でも一人でも強く生きていけるさま、に共感を覚えているのかもしれません。

熱い気持ちは心に、態度はクールに、という歌詞も安室さんのしなやかな女性らしい強さを表しているかのような歌詞です。

Sweet 19 BluesとSweet 19 Dreamsと二つの歌詞が歌われていますね。

Bluesの気分の時もあるけど、Dreamsの気分、つまり19歳でやりたいこと、やってみたいこともある。

そんな揺れる思いが歌われています。

最後のくりかえしは、一人の十代の女の子としての安室さん、国民的大スターとしての安室さんの、正直な心境が歌われている歌詞だと感じます。

すごいと思われているけれど、いつも皆が思っているようなすごい私じゃないよ、と安室さんは歌っています。

いかがでしたか？安室奈美恵さんの大ヒット曲「SWEET 19 BLUES」。カラオケなどで静かな曲をしっとりと歌いたい時にもピッタリですよ。共感できる歌詞に浸りながら、ぜひ皆さんで歌ってみてくださいね。