テーマは「青春時代を思い出す主人公」
2018年11月7日にリリースされたMy Hair is Badのアルバム「hadaka e.p.」。
上記の画像にもあるように、裸で走る男性の後ろ姿をジャケットにした衝撃のアルバムとなっています。
今回はそんなアルバムに収録されている「惜春」という曲を紹介します。
この楽曲は、青春時代を思い出す主人公を描いた作品。
派手に遊んで、彼女もいた青春の日々。
でも本当は生きることに対して無気力で、結局彼女よりも自分のことが大事だった。
ツアー映像を使ったMVがカッコイイ!
「惜春」のMVは、現在YouTube上でも公開されています。
このMVは、もともとファンタスティックホームランツアーの特設サイトで限定公開されていました。
でも、ツアーが終わった後にMy Hair is Badの公式チャンネルで公開され、誰でも視聴できるようになったのです。
ツアーに来られなかったファンのために、わざわざ映像を公開してくれたのかもしれません。
ツアーに来ることができたファンだけでなく、来れなかったファンにも大サービスするMy Hair is Bad。
ますます好感度が上がりそうですね!
ツアーの雰囲気を感じることができる演奏や歌唱がギュッと詰まった映像作品になっているので、みなさん必見ですよ。
「昔の恋」を思い出す歌詞に注目!
上記のツイートが、その椎木さんの解釈です。
今回はこちらの解釈を参考にしながら、筆者の考察なども交えつつ、歌詞の内容を詳しく解説していきます。
なので、ぜひ椎木さんの解釈をまずは読んだ上で、以下の解説を読んでみてください。
1番の歌詞
世間に置いていかれている主人公
味のないフライを砕いたまま
薄い茶を交わしていた
夏日報道に金魚は浮いていた
出典: 惜春/作詞:椎木知仁 作曲:椎木知仁
ここでは、定食屋さんでアジフライを食べながら、テレビの報道を見ている主人公を描いています。
「夏日」といっているので季節は夏であることが分かりますね。
椎木さん曰く、テレビの報道を見ている主人公は、自分が世間に置いていかれているような気持ちになっているのだそうです。
「夏日報道」=賑やかな世間
「金魚」=置いていかれているという主人公の気持ち
…という風に置き換えているのでしょうね。
「大人の遊び」に誘ってくる悪友たち
周りはセックスやドラッグたちとよく遊んでいた
大人になったような気がしていた
出典: 惜春/作詞:椎木知仁 作曲:椎木知仁
周りというのは、主人公の友達のことです。
子供らしい健全な遊びではなく「大人の遊び」に誘ってくる悪友がたくさんいるということなのでしょう。
主人公はそんな周りの友達を見て、優越感にちょっぴり浸っているように感じられます。