いきなり自分は大してかっこよくないと始まります。

自分なんて全然大人になってないし、わがままでどうしようもない。

主人公は自分なんて…。という気持ちに押しつぶされそうになっているようです。

相手が大好きになってしまった今、自分がどうしようもなくバカらしく思えて仕方がないのかもしれません。

それでもなんとか彼女は自分と一緒に歩んできてくれました。

そんな自分でも受け入れてくれた彼女への想いが伝わってきます。

よくあるようなドラマの出会いもない たわいもない日々
気付きゃ俺ただの頑固ジジィ けどお前横目で見るきにしい
まだ 「付き合うか?」 なんて言ってなかったな 遅れてごめんな
無くしたタイミング 去年の秋に キスした際に 精一杯のサイン

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

彼女との距離はどのくらいなのでしょうか?

きっと彼女との距離が縮まっていることは感じている。

でも、直接「付き合おう」とは言ってないし…。

付き合っているのかは分からないといった状態なのでしょう。

2人はすでにキスまでは終わっているよう。

それならば彼女がもう付き合っていると考えていてもおかしくないですね。

彼女も自分と同じ気持ちなんだろうか?

と不安がよぎります。

いつでもどこでも お前横にいて
俺の腕の後ろそで 優しく握りしめていて

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

ここは、いつでも側にいてほしいという願望なのでしょうか。

好きな人にはいつでもどんなときにでも一緒にいてほしいもの。

悲しいときもうれしいときも側にいて、一緒に乗り越えていきたいというのが普通です。

MVを見ても分かるように、彼女はまさに彼の心の支え。

彼女なしでは彼はこれ以上頑張ることができません。

いつも側で元気をくれた彼女。

これからもやさしく自分を支えてほしい!という気持ちが伝わってきます。

言葉のセンスに感動!

ぶっちゃけ そんな美人じゃないけど
誰よりもお前のこと必要と思ってるんだ
ありったけ 愛この歌に乗せて
勝手に作ったラブソング
ゼッテー幸せにしてみせるから

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

ここで驚かされたのは「ゼッテー」という言葉のセンス!

この言葉にヤラれたという女性も多いのではないでしょうか。

心の内側から湧き上がったオリジナルな言葉。

それは他の人が言っても心に響くものではありません。

彼が自分の言葉で言っているからこそ感動できるのです。

これこそがタイトルにある「俺なりの」の意味なのかもしれませんね。

「俺なりのラブソング」は彼女という1人に向けて作られた曲。

でもその曲を聴いて感動する人はたくさんいるのです。

どんどんラブソングを作って、日本中の女性を幸せにしてほしいですね。

ゼッテー幸せにしてやる♪

気合いを入れてあげたプレゼントとは?

この前の夜中あげたネックレス 安物だけどいっちょ前なケース
パチンコの景品なんてウソ クソ恥ずかしくて照れくせー
「イニシャル入れるとあと千円」 I say yes て帰りトボトボ徒歩
扉あけて雑に渡すとニコニコ お前にあげたプレゼント 1個2個

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

彼女の前で見栄をはっている主人公は、可愛げがありますね。

本当は有り金をはたいて買ったプレゼント。

でもそんなことは彼女の前で言えるわけはありません。

「これ、パチンコの景品。大事にしろよ!」

なんて感じで、内心ドキドキしながらあげたのかもしれません。

でも、そのプレゼントを見て喜ぶ彼女。

きっと彼女には彼が本当は適当に選んだプレゼントじゃないことも分かっていたんでしょう。

いつも一歩先を行く彼女とそれに気づかない彼の姿が目に浮かぶようで微笑ましいですね。

いつでもどこでも お前それ首にして
ほほえむ時 泣く時 いつでも握りしめてるな

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

首にしていることから、プレゼントがネックレスだったことが分かります。

ゆっくりと家でプレゼントを見ていて、イニシャルが彫られているのに気付いたとき。

彼女はどんな気持ちだったのでしょうか?

もしかしたら、「やっぱりな」と思ったかもしれません(笑)。

でも「可愛いとこあるじゃん♪」と嬉しくなったはずですね。

その証拠に彼女はプレゼントのネックレスをいつでも離しません。

ぶっちゃけ 大した男じゃないけど
誰よりもお前のこと必要と思ってるんだ
ありったけ 愛この歌に乗せて
勝手に作ったLove Song
ゼッテー幸せにしてみせるから

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士

ここは「いやいや、大した男です!」と突っ込みを入れたくなる部分。

「彼女を絶対に幸せにしてください!」と願わずにはいられません。

君のことが必要。これはプロポーズなのでしょうか?

彼は彼女のことが大好きで、ラブソングを作ってでも一緒にいたいのですね。

気持ちだけはゼッテー負けない!

「ビッグになる」 って家出て見栄張る俺
心が折れてところどころ この頃感じる親心
恋心に気付けば笑顔で寄り添って 「できるよ」 って
支えがあったから 「まだまだこれから!」 って今ここ立ってた

出典: 俺なりのラブソング/作詞:遊助 作曲:遊助・上田起士