加藤ミリヤ版「SWEET 19 BLUES」
12年の歳月を経て…
2008年2月にリリースされた12枚目のシングル「19 Memories」。
この楽曲は、安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」をモチーフにして制作されました。
当時19歳だった加藤ミリヤが歌う新たな「SWEET 19 BLUES」のともいうべき本作。
「SWEET 19 BLUES」の発表から実に12年の歳月を経て生み出されました。
以前から大ファンだった安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」を自らカバーすることになったのです。
女子高生のカリスマから大人へ
「女子高生のカリスマ」だった加藤ミリヤも、2007年3月に高校を卒業します。
子供でありながら、大人。大人のようで、子供。
そんな大人と子供の境目である19歳の時に「19 Memories」を発表します。
20歳という一般的に「大人」と言われる年齢になる前にしかできない表現。
加藤ミリヤが求めていたものが「SWEET 19 BLUES」にはきっとあったのでしょう。
そして「19 Memories」が生まれます。
サビのメロディーは「SWEET 19 BLUES」とまるっきり同じです。
歌詞作曲に加藤ミリヤ本人が関わった加藤ミリヤ版「SWEET 19 BLUES」。
それが本作「19 Memories」なのです。
まずは、1度PV映像をご覧下さい。
「SWEET 19 BLUES」
記録的メガヒット
安室奈美恵は1996年にミリオンを達成することになるアルバムを発表します。
それが2ndアルバム「SWEET 19 BLUES」。
記録的なメガヒットとなったこのアルバムに収録されたのが同名の「SWEET 19 BLUES」です。
この楽曲はのちに7thシングルとしてリカットされることになりました。
19歳の揺れ動く繊細な心を素直に歌い上げたこの曲は、安室奈美恵の代表曲の1つになっています。
安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」のPVはこちらです。
似て非なる2つの楽曲
同じイントロ
まず、イントロ。出だしから全く同じです。
メロディだけではなく雰囲気も非常によく似ています。
「19 Memories」のイントロを聴いて「SWEET 19 BLUES」だと勘違いする方がいてもおかしくないほど。
実際のところ、使用されている楽器や細かなアレンジが違うだけなのですから。
そして、「19 Memories」はイントロからサビに入りますが、ここでも同じメロディが登場します。