「猫飼いたい」/ヤバイTシャツ屋さんの歌詞がヤバイ！！ちっちゃくて茶色いネコ！？【ライブ映像あり】

「ネコ飼いたい」はシングルとしては、2015年5月5日に発売された1stシングル「そこまでヤバくない」、2016年6月22日発売ヴィレッジヴァンガード限定シングル「そこまでレアじゃない」に収録された楽曲です。

アルバムとしては2016年11月2日にリリースされた『We love Tank-top』に収録されています。

「ネコ飼いたい」に関わることなのでざっと説明したいのですが、ヤバイTシャツ屋さんの結成は2012年で、当時大阪芸術大学在学中だった今のメンバーで活動を開始しましたが、1ヶ月で活動休止になりました。

そして、2013年また活動再開したのですが、また1ヶ月で活動休止しています。

しかし、2014年に活動再開してからはサマーソニック、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、京都大作戦などのフェスにも出演し、「eo Music Try 2016」という音楽コンテストでグランプリを獲得したことをきっかけに2016年にメジャーデビューしました。

そして、今一気に日本の音楽シーンを駆け上っている通称ヤバTですが、「ネコ飼いたい」はその2012年の結成時、ドラムス兼コーラスのもりもりもとによると、すでに現在全ての楽曲の作詞作曲をしているボーカル兼ギターのこやまたくやが作っていた楽曲です。

結成時から今のバンドの方向性が固まっていたと考えると、こやまのすごさがわかるエピソードでもありますね。

映像は「ネコ飼いたい」が始まるまでだいぶ長いフリがありますがよかったら見てみてください。

「ネコ！ネコ！ネコ飼いたい！」と言う掛け声の激しい歌い出しから、しばたありぼぼの「ネコ飼いた～い」という甘い声のパートへのギャップがたまりませんね。

 この後歌詞を詳しく見ていきますが、歌詞は「ちっちゃくて茶色いネコ飼いたい」なんて言ってるのにリフが印象的でかっこいいという落差にもやられますね。

実はこの曲、こやまが猫アレルギーでネコが飼えないことから生まれた曲だといわれています。

一見猫が飼いたいというだけで、激しいリフにシャウトしてしまうような激しい曲にするなんてと思いますが、猫アレルギーだったり、住環境や家族の都合だったりで、猫は好きだからすごく飼いたいのに飼えないという人にとっては叫びだしたくなるくらいのストレスにも共感できるのかもしれませんね。

そういう方はぜひこの曲をカラオケでシャウトしていただいて少しでもストレスを発散していただければと思います。

ここからはヤバイTシャツ屋さんの「ネコ飼いたい」の歌詞を見ていきます。

可愛い猫の画像と一緒に、面白い歌詞を楽しんでください。

最近のインタビューで、こやまが最初の頃は「ネコ飼いたい」ってだけで曲が作れたのに、最近は普通に文章を書いてしまうから、アイデンティティーを失いそうで怖いというようなことを言っていました。

最近の楽曲と言われて最初に思いつくのは「ハッピーウェディング前ソング」で、何が普通なのか全くわかりませんし、ヤバT節がだいぶ炸裂していると思うのですが、本人的にはそういう悩みがあるのですね。

しかし、それにしても「ネコ飼いたい」というだけでこれだけの曲が作れるというのは、大学時代から凄まじい才能があったんだと感じるエピソードです。

猫好きの方からしたら、「ちっちゃくて茶色いネコ」という歌詞があると、猫の種類が気になったりするのではないでしょうか。

猫アレルギーで飼えないけれど、どうしても猫が飼いたいこやまが描いている理想の猫が気になるところですが、詳しくは明言されていないので、単なる響きかもしれませんね。

ぜひ、想像力で補っていただきたい歌詞です。