chelmico【switch】歌詞解説！ワクワクの同居生活に憧れちゃう？3人の日常を覗いてみよう

曲は再びアップテンポに戻り、ラップのパートです。

ここは綺麗に「い」で韻が踏まれていますね。

さて、内容はというと。

「大丈夫」は2つの意味が重なっていると解釈できます

1. 出かける前の準備が整った
2. 先ほどのメランコリックな雰囲気から気分が戻った（立ち直った）

1つめの解釈は言葉通りですが、2つめの解釈には根拠があります。

それは2行目にある「オン」という言葉。

つまり、周囲が散らかっていたり、感傷的な気分に浸っていたのは「オフ」だったという解釈です。

そして気分のスイッチが入ったら、始めるのはもちろんパーティー！

ここから曲は少し長い間奏がありラストへ向かいます。

1行目にある「続かない」というのは、スイッチがオンの状態のことでしょう。

人間であれば、誰しも「オン・オフ」の状態があるものです。

その「オン」の時に思いっきり楽しもうというのがこの歌詞の主張したいこと。

そして、1番はじめの「バレない」の意味がようやくわかった気がします。

つまり「大騒ぎして周辺の家にバレないように」という意味のようなのです。

いつもは、パーティーをするにしても周りのお宅に気を遣ってほどほどにしていました。

今回は、そんなことを気にせず思いっきりやろうというのですね。

最後は冒頭に出てきた歌詞がもう一度出てきます。

毎回大騒ぎするわけにはいきませんが、やっぱり「パーティーはやめられない！」

そんな楽しげな気持ちが伝わってきます。

そしてラスト。

丁寧語なのがちょっと面白いなと思っていましたが、静かにやるから「礼儀正しい」のでしょうね。

この後どんなパーティーが展開されたのか、ちょっと知りたくなるような終わり方でした。

曲の初めに出てくる「そっち」、中盤突然出てくるメランコリックなメロディー。

「オン」をいうことで逆に「オフ」が浮かび上がってくるという仕掛け。

そして丁寧語で終わる歌詞。

「swhich」は楽しいパーティーを歌った曲でありながら、ちょっと切ない雰囲気もある不思議な曲でした。

さて、ここでは「switch」に関連してOTOKAKEにあるパーティーをテーマにした楽曲の記事を紹介します。