BTS「Dynamite」

BTS【Dynamite】歌詞を和訳して意味を考察!目を離してはいけないことは?描かれる人生を深読みの画像

人気グループBTSの「Dynamite」は韓国国内のみならず、世界中で大ヒットを記録している楽曲です。

ポップなリズムにキレキレのダンスが反響を呼び、YouTubeにあげられたMVはなんと1億万回再生を超えています。

ビルボードでは合計3週で1位を獲得し、2021年のグラミー賞で披露したパフォーマンスはBTSファンのみならず多くの音楽好きを圧倒しました。

「Dynamite」はBTS初、全編が英語の歌詞です。

この曲を通して世界中で辛い思いをしている人たちを元気づけたいという願いのもと制作されました。

2020年11月20日に発売されたミニアルバム「BE(Deluxe Edition)」に収録されるシングルとして発表された楽曲です。

シングルとしては、配信のみでリリースするデジタルシングルの形をとっています。

MVは2種類ありポップでカラフルな雰囲気が魅力的です。

B-sideではファンも真似しやすいようなダンスやアングルの違いで、少しラフな演技になっています。

世界中から注目されている「Dynamite」は明るくポップなイメージですが、楽曲の意味を知ると実はそれだけではないことがわかります。

それでは早速、和訳と解説をしていきますね。

歌詞を解説

夜を明るく照らすよ

Cos ah ah i’m in the stars tonight.
So watch me bring the fire and set the night alright.

出典: Dynamite/作詞:David Stewart,Jessica Agombar 作曲:David Stewart,Jessica Agombar

楽曲の中で何度か繰り返されるサビの部分になります。

和訳はこちらです。

私は今夜星の中にいるから
だから夜を火で明るくするのを見ていてください

出典: Dynamite/作詞:David Stewart,Jessica Agombar 作曲:David Stewart,Jessica Agombar

リズムが特徴的で「Dynamite」といえばこの部分を口ずさむ人も多いのではないでしょうか。

輝きを連想させるような明るい言葉が続き、これから始まることへの期待感を高まらせています。

ただ単純に今日の夜を楽しもう!という内容にも思えますね。

また日々の中や人生に散らばる幸せや喜びに目を向けようという意味にも思えるでしょう。

夜=暗い部分や悲しみと捉えれば、人生における負の感情や悲しい出来事も明るく照らすといった内容になります。

受け取り方の違いで多種多様な解釈ができるのも多くの人から愛されている理由なのかもしれません。

さあ始めよう

Shoes on get up in the morn
Cup of milk let’s rock and roll
KingKong kick the drum rolling on like a rolling stone

出典: Dynamite/作詞:David Stewart,Jessica Agombar 作曲:David Stewart,Jessica Agombar

この部分の和訳はこちらです。

朝起きて靴を履く
ミルクを1杯飲んだら始めましょう
キングコングは転がる石のようにドラムを鳴らす

出典: Dynamite/作詞:David Stewart,Jessica Agombar 作曲:David Stewart,Jessica Agombar

リズムにのって明るい1日をスタートさせるのにふさわしいフレーズになっています。

新しい朝の始まりをうながし、力強いドラムの音で外へ連れ出そうと手を差し伸べるような内容です。

rolling stoneは転がる石という意味の他、ロックバンドRolling Stonesや音楽雑誌Rollin Stoneとかけているようにも感じられます。

どちらも歴史のあるバンド、雑誌なので長く転がり続けるようなニュアンスもあるのでしょう。

彼らの遊び心もうかがえる歌詞ですね。

転がる石と音楽のダブルミーニングでリズムよく明るい1日を始めようとしています。

こういった「Dynamite」の中に散りばめられた言葉遊びも見どころの1つです。

高く飛び上がろう

君を待っているよ

Sing song when I’m walking home
Jump up to the top LeBron
Ding dong call on my phone
iced tea and a game of ping pong

出典: Dynamite/作詞:David Stewart,Jessica Agombar 作曲:David Stewart,Jessica Agombar