Sonar Pocket【flower】全曲解説！「宝物」と語る10周年記念アルバムの全貌を見よ！

現状だけではなく、まだどうなるか分からない未来まで不安に思っている様子が見て取れます。

不思議なニュアンスの擬音は、恋愛の不安を誤魔化しているように聴こえませんか？

暗くなりがちな歌詞を、キャッチーに歌ったSonar Pocketらしい楽曲です。

人気ドラマの主題歌として使われた「君の名前」。

優しいメロディと力強い歌詞が絶妙にマッチした、Sonar Pocketの腕が光る曲です。

今までの思い出を噛みしめながら、これから2人で紡ぐ時間を想像する様子が伝わります。

最後のフレーズは、相手に対する愛情の大きさを表現していますね。

相手を思う気持ちをストレートに描く、温かい気持ちになれる恋愛ソングです。

カジュアルな口笛から始まる「Be Alright」は、仕事や学業で頑張っている人に向けたノリノリな応援歌です。

「物事はなるようになる、だから頑張りすぎなくてもいいんだよ」

そんなSonar Pocketからのメッセージを、心のど真ん中で感じられるような優しいナンバー。

自己評価が低くなりがちな方、辛いばかりの毎日で自信がなくなってしまった方はいませんか？

元気が出ない方に向けた魔法の言葉が所狭しと並んでいるこの曲をぜひ聴いてください！

銀行のCMソングにも起用された、疲れている方を元気にするパワーソングです。

風のように流れていく曲調と、ツインボーカルがとても心地よいナンバーです。

2人の声で紡がれるメッセージは、2倍伝わりますね。

「青」のテーマはズバリ「気付き」。

空を見上げるだけで得るものがあったという歌詞が印象的です。

何かで傷付いたとき、誰かの言葉よりも何よりも、ただ青いだけの空間を見るだけで癒やされる。

Sonar Pocketがこの曲を贈りたいのは、何かに傷付いている人なのではないでしょうか？

自分なりの気付きを得ることで人は強さを身に着けていくというメッセージを感じます。

社会の中で傷付いた、大切な宝物たちに贈る優しい楽曲なのです。

Sonar Pocketのターニングポイントになった「顔晴れ」。

「がんばれ」と読むのが正解ですね。

透き通るようなメロディラインと、ベースのリズムを編み込むようにマッチさせた曲です。

今作のキーワードである「宝物」と、それがいかに美しいものなのかが歌詞に織り込まれています。

デビューからこれまで、彼らは様々な喜怒哀楽を経験しながら思い出を沢山作ってきたはずです。

今それを思い返してみると、辛いことの中にも自分たちの糧になるものがあったのではないでしょうか。

Sonar Pocketメンバーの実体験が歌われているように感じます。