Mr.Children「空風の帰り道」は「HERO」のカップリング曲

Mr.Children【空風の帰り道】歌詞を解釈!寒い季節…恋人と温かい時間を過ごしたいあなたに♪の画像

Mr.Children「空風の帰り道」は、シングル「HERO」のカップリング曲として収録されています。

また、アルバム「シフクノオト」にも収録されている、彼らの名曲の1つです。

シングル「HERO」も、愛しい人にとってたった一人の英雄であり続けたいと願う名曲

これらの名曲が同時に収録されている、とてもお得なシングルです。

「空風の帰り道」は、寒い季節に抱く恋人への素直な感情が綴られています。

本作を聴くだけで、自然と優しい気持ちに包まれてしまいます。

本稿はそんな優しい気持ちになれる、歌詞の解説です。

体感の肌寒さとは真逆に、心の中はとても温かくなれる曲になります。

どうぞ最後まで、お付き合いください。

Mr.Children「空風の帰り道」は寒い季節と恋人が似合う

寒い季節は、なぜこうも人恋しくなるのでしょう。

夏に人恋しいときがないかというと嘘になりますが、寒い季節は圧倒的に多く感じます。

温かいこたつに入り二人寄り添って本作を聴く。

想像しただけでも幸せいっぱいであるのがわかります。

まだ恋人という関係でなかったとしても、本作が二人の距離を近づけるでしょう。

ただ一緒にいられるのはあり前ではなく、特別でとても幸せなことなのです。

その幸せな時間を彩るのに最適なのは、Mr.Childrenの「空風の帰り道」。

あり前であることが、如何に大切な、如何に幸せな時間であるかを教えてくれます。

同じ言葉でも印象が違う!?

言葉には不思議な部分があり、状況により全く印象を変えるカメレオンのようなものです。

ある人には悲しい言葉であっても、ある人には幸せな言葉となります。

このことから人は考え方次第で、幸せな人生かどうかを変えられるとわかります。

悲しいと感じたならば、ものの見方をずらすだけで感覚は大きく変わるのでしょう。

心折れそうなときほど、このことを思い出すと良いかもしれません。

人は生きていれば楽しいことばかりではなく、辛く悲しいことが必ずあります。

ただ感情に流されるのではなく、捉え方一つでどうにでも変化できる心を活かしたいものです。

Mr.Children「空風の帰り道」の歌詞を解釈

優しいメロディーで、語りかける口調で歌うMr.Childrenの「空風の帰り道」。

あまりこのような自然に湧き出る感情を、上手に表現する歌詞には出会えません。

愛する人がいることは、日々を充実させて何事も楽しく感じるものです。

そんな素敵な感覚を思い出させてくれる、とてもおすすめな曲になります。

恋したり、愛したりすることは、こんなにも人を幸せにするのだとトキメク気持ちが抑えられません。

心の支えがあるのは、人の感情を豊かにすると気づかせてくれます。

本作の途中に歌われる、優しい「バイバイ」に心奪われる人も多いでしょう。

ではMr.Children「空風の帰り道」の歌詞を解釈してみます。

一緒に

からっ風が吹いたから
少し手をつないで歩こうよ
花や草木に習い僕ら
かるく揺れながら

出典: 空風の帰り道/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

このパートの歌詞を見て、あらためて気づいたことがあります。

恋人と一緒にいるときは、なぜか二人で揺れていることです。

特に二人の距離が近ければ近いほど、自然と何かのリズムに乗るように揺れています。

その光景はまるで、メトロノームでリズムを刻んでいるかのようです。

お互いの実際の距離と、心の距離が近づくにつれて、更に正確なリズムを刻みます。

はじめの頃はお互いにぎこちなく、不揃いなリズムでした。

しかしお互いに大切さが増して、心の支えとなり始める頃には見事な曲を二人で奏でます。

この頃には、自然と手を繋ぐのが習慣となっているでしょう。

幸せなこと

昨夜見たテレビの中
病の子供が泣いていた
だからじゃないがこうしていられること
感謝をしなくちゃな

出典: 空風の帰り道/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿

大好きで、愛し合える人と一緒にいられるのは、最高に幸せなことです。

しかしこの幸せは身近にあると気づきにくく、いつの間にか新鮮さを失ってしまいます。

たいがい失恋をテーマにした曲は、失ってからその大切さに気づくのが多いです。

気づいた頃には手遅れで、後悔しても取り返しがつきません。

恋人と一緒にいられる大切さをかみしめて、常に感謝する気持ちを持ち続けましょう。

それほどまでに恋人がいるというのは、人の大きな財産となり、宝ともなります。

決して後悔することのないように、恋人との時間を満喫してください。

明日があるから

今日の日が終わる
また来週に会える
「さよなら」は悲しい響きだけど
君とならば愛の言葉

出典: 空風の帰り道/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿