乾いた空の下で強く綺麗に咲いた花は
枯れてしまってもまたきっと実を結ぶでしょう
ひとつ ひとつ蒔いていった 種が少しずつ芽をだして
道導になってくれたんだ
光指す未来の扉ノックして
ただ目を閉じてる蕾の
自分自身に革命を
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
デビューして間もないSilentSirenの状況ではないでしょうか。
どうなるかわからない、不安定な状況を表現しているように感じます。
挫折をしてもまた奮い立たせて続けてきたSilentSirenだからこそ言えることですね。 小さな努力を積み重ねてきたから、夢の武道館への道が開けた、そういうメッセージが詰まっている部分です。
忘れちゃいけない 怖いものなんてなかったあの日
揺るがない 動かない 強い気持ちを
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
誰でも、始めたばかりはやる気に満ち溢れていますよね。
「チラナイハナ」では、スタートした日からある程度の期間が経過して、現実と直面している時期のことを書いていると思います。 その時よりもっと前の時期には、きっと「夢や希望」に胸を膨らませてバンドをしていたはず。
だから“怖いものなんてなかった”と歌っているのではないかと思います。
このことから、よく言う「初心忘れるべからず」という言葉にも替えられますよね。
あの日思い描いていた理想の世界も
曖昧に感じていた自分の存在に確信を
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
自分が今、何をすべきなのか答えが出たのではないでしょうか?
光指す未来の扉開いて
色づく花びらのような
希望の明日に革命を
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
“扉”を完全に開いて、前へ突き進もうとしている主人公。 階段を駆け上がって、ドアノブに手をかけてバッと扉を開けている少女を思い浮かべました。
光満ちる未来へ続く道
もう止まらない
って誓った声がここに響くさ
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
“誓った声がここに響くさ”の“ここ”は、SilentSirenのライブ会場ではないかと思います。
光放つ未来へ「今」動きだした
もう迷わない
って誓った声が響いた
出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ
扉を開くだけじゃなく突き進む姿勢が伝わってきます。
自分たちのやりたいことに迷わず突き進むことができる、自信を手に入れられたのでしょう。
その決意を、「KAKUMEI」に込めて歌い上げているように感じました。
サイサイがガールズロックに「KAKUMEI」を起こす!
成長し続ける彼女たち
バンドの登竜門とも言われる会場、武道館での公演を果たしたSilentSiren。
デビューして2年2カ月という、史上最速のスピードで武道館公演を行ったガールズバンドです。
また、2016年に自身最大の収容人数だった横浜アリーナ公演も成功を納めています。
このツアーでは、本編の最後に「KAKUMEI」を歌っているので要チェック。
まさに、革命を起こし続けているSilentSirenに、今後も注目していきましょう!