Yogee New Waves【CLIMAX NIGHT】歌詞解釈！酷い夜って…一体何があったの？

人はいつでもないものねだり、自分にはないものを欲しがる、という話を先述しました。

けれど本当はわかっています。

そんなふうに人の物ばかり欲しがっているからこそ、自分の目の前のものに気づけないことに。

自分が欲しがっているものを持つ人達は、きっとこんな風に人の物を欲しがりません。

彼らはきっといつも自分の目の前の物や、自分の環境の中で何ができるかを考えているのです。

自分は今恵まれていることも知っていて幸せな瞬間も沢山あるから、今この一瞬を大事にしよう。

そう思えるようになることが、自分の欲しいものを手に入れるための最短の道のりなのかもしれませんね。

自分は幸せで、恵まれている。

そう自分に言い聞かせる事が、人から見れば自惚れた姿のように見えるかもしれません。

それでもいいのです。

自分の幸せは、誰でもなく自分が決めることなのですから。

いつまでもないものねだりで生きている人。

人から見れば愚かなように見えても、自分の幸せの為に生きている人。

あなたは、どちらの生き方が幸せに見えますか？

こういった自分の幸せの為に生きている人は、時として刹那的に見えるかもしれません。

ただ、それも悪くないかもよ、とYogee New Wavesは音楽を通して私たちに投げかけてくれます。

彼らの音楽は逃避的であったり、少しヒッピー的であると多くのインタビューで取り上げられていました。

そこには、彼らのそんな投げかけが背景にある事が大きなポイントなのでしょう。

歌詞の内容を読み解いたところで、最後はPV映像と併せてこの曲をお楽しみ下さい。

この曲のPVには、終始夜の東京の街並みをゆっくり歩くボーカル角館やバンドメンバーの姿が映されています。

彼のように、いろんなことをぼんやり考えながら夜の街を彷徨ったことはありますか？

昼間の喧騒が嘘のように、静まり返った夜の街。

きっといつもと見える景色の違う街がそこにはあります。

普段以上に、街を行き交う人の輪郭が一人ずつはっきりと感じられますよね。

想像できないほどの人がこの街で生きていて、いろんなことを考えていて、いろんな思いを抱えている。

誰一人として同じ生き方や考え方、思いを持つ人はいないのです。

考え始めると少し気が遠くなりそうな事ですよね。

ボーカルの角館は度々インタビューで、音楽は一人で聞くものだと発言しています。

一人で音楽を聴きながら、彼のようにいつもと風景の違う夜の街並みを歩く。

そこにはきっと、その瞬間しか考えられないようなたくさんの思いが渦巻くことでしょう。

そうして得られた気持ちや思い、考え方は、意外とこれからのあなたにとって大切なものになるかもしれません。

いかがでしたか？

今回はYogee New Wavesの【CLIMAX NIGHT】についてご紹介致しました。

彼らの奏でるふわふわとした浮遊感のあるシティポップサウンド。

忙しい毎日に疲れた時は、そんな彼らの音楽に身を任せてみてもいいかもしれませんね。

また明日から頑張る為の癒しの時間を、きっと彼らが与えてくれることでしょう。

最後に今回ご紹介したYogee New Wacesにまつわる関連記事を少しだけご紹介致します。

まずは『もっと彼らのいろんな曲が知りたい！』という方向けのYogee New Wavesのランキング記事です。

楽曲のPVなどもたくさん紹介されているので、あなたのお気に入り曲をぜひ探してみて下さいね。