多くの人が耳にしている高橋優ソング
高橋優は、2010年7月にデビューしたシンガーソングライターです。
アコースティックギターを片手に、ストリートライブで培った聞き取りやすい歌声が特徴で、これまで17枚のシングルをリリースしています。
高橋優の楽曲のほとんどがTV番組やCMのタイアップに選ばれており、
中でもダイハツのCMソング『明日はきっといい日になる』は彼の注目度を上げたナンバーとも言われています。
シングル『虹』
シングル『虹』は、高橋優の17枚目のシングルとして2017年7月にリリースしたナンバー。
『シンプル』『白米の味』も収録されており、『シンプル』との両A面シングルとして誕生しています。
そしてカップリングの『Fitting』は、亀田誠治とのユニットであるメガネツインズのナンバーで、計4曲構成のシングルCDです。
2017年『熱闘甲子園』テーマ曲
『虹』はABC・テレビ朝日系で放送している、『熱闘甲子園』のテーマソングとして制作されました。
『熱闘甲子園』は毎年行われている夏の高校野球関連の期間的な番組で、ダイジェストや選手のバックボーンなどをまとめて放送します。
楽曲を手掛けるにあたり、高橋優自身も各地の予選を観戦したり甲子園の会場を実際に見学。
選手の取材を通して曲を構築し、応援歌として昇華させています。
この一連の制作過程は『曲作りの旅』と題して、ABCのオフィシャルサイトで映像配信されました。
実は『虹』を制作するまでは、野球に関しての知識がほとんどなかった高橋優。
楽曲のおかげで野球の世界を深く知ることができ、良い経験ができたとも語っています。
ヘビーなギターサウンドが注目
『虹』は、ヘビーなギターサウンドで始まるナンバー。
そこにさりげなくドラムサウンドがプラスされ、スローなテンポで曲が流れます。
ギターサウンドは曲全体にちりばめられ、高校野球にかける熱い思いが伝わるようなトラックに仕上がっています。
ラップのような歌い方で新鮮なナンバー
『虹』のポイントは、ラップのように早口で歌うスタイルにも注目。
スローなテンポのサウンドの中に、スピード感のある歌で曲全体のバランスをとっています。
サビの部分は叫ぶような歌い方で、高校野球の熱を伝えているのもポイント。
『虹』で伝えたいもの
高橋優が『虹』で伝えたいのが、高校野球に挑む球児達へのエールです。
予選から高校生の選手達が試合に挑み、一喜一憂している姿を見ている高橋優。
その様子が、虹のようになかなか見れない存在よりも貴重だと感じたのだとか。
そして数々の試合で見た、球児たちのミスプレイ。
それでも練習した力を発揮してほしいという、願いが込められています。
シングル『虹』の歌詞を読み解く

高校野球の熱い思いがヒシヒシと伝わる『虹』。
歌詞に込められた熱いワードをピックアップして、その意味を読み解いていきましょう。