SEKAI NO OWARIのシングル「スターライトパレード」の歌詞と再生回数を検索！

SEKAI　NO OWARIの楽曲の中でも、とりわけ知名度の高い「スターライトパレード」。

2011年11月にリリースされた2枚目のシングルで、第1回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「始めまして、ラジオです。」のテーマソングとして書き下ろされた楽曲です。

ボーカルのFukase(深瀬 慧)さんが作曲に携わっている楽曲が多い中、「スターライトパレード」はリーダーのNakajin（中島真一）さんが作曲しています。

ラジオを中心にしてすっかりお馴染みになった「スターライトパレード」は、2012年リリースのファーストフルアルバム『ENTERTAINMENT』にも収録されています。

ほかにも、2013年リリースのライブDVD『ARENA TOUR 2013 ENTERTAINMENT』や2016年リリースのライブDVD『Twilight City at NISSAN STADIUM』などではライブ映像が視聴可能です。

また、2014年にリリースした『ANTI-HERO』の、初回限定版Bに付属されているディスク２などにも収められています。

「スターライトパレード」の歌詞は、深瀬さんが夜に自転車で多摩川を通り過ぎようとしたときにクラブみたいなことをやっているのを目にし、興味を持ちつつも怖くて結局中に入れなかった、という経験を元にして作られたそうです。

そこで、「眠れないときの幻想的な夜」をテーマに決定。架空のフェスを楽しみ家に帰る、という内容になりました。

「あの世界」というのは、眠れない夜に現れる架空のフェス「starlight parade（スターライトパレード）」のことです。

眠れない夜に突然魔法の世界に旅立つというストーリーの絵本、「おしいれのぼうけん」（古田足日・田畑精一著、童心社、1974年）をモチーフに歌詞が作られたのだそうです。

「僕たちを連れて行った」「もう一度連れて言って」というセリフからは、ピーターパンにネバーランドに連れて行ってもらったウェンディたちも思い起せますね。

ある夜突然、異世界に旅立つことになる、というストーリーは多くの絵本や童話で扱われているテーマです。

みなさんも子どもの頃、眠れない夜に別の楽しそうな世界に行くことを夢見たことがあるのではないでしょうか？ 

時間が止まったと感じるほど楽しい世界も、夢が覚めると消えてなくなってしまいます。「笑っていた君はもういない」というセリフには、突然現実に引き戻されたかのような寂しさが感じられます。

「スターライトパレード」は実は、文明が発展するにつれて失われていくものを、夜空に輝く星に例えている歌なのだそうです。

ですから「君はもうここにはいない」という言葉には、寂しさ以上の深い悲しみが込められているのかもしれません。

失ってしまった大切なものへ目を向けるよう、私たちに対して語りかけているようです。

最後に「僕たちの文明が奪った夜空の光のように」というフレーズが出てきます。文明が発達するといたるところで夜通し電気が煌々と光るようになり、夜空の星は見えなくなってしまいます。

見えないだけで消えてなくなってしまったわけではありませんが、よく目を凝らして探さないと見えません。

これと同じように、文明が発達した代償として私たちの目から見えなくなってしまった大切なものはたくさんあるのではないでしょうか？

時にはこんな眠れない夜のように、いつもとは違った角度からそんな大切なものを探すことも必要なのかもしれませんね。

ここまでは、「スターライトパレード」の歌詞の魅力について詳しくご紹介してきました。

ここからは、SEKAI NO OWARIのYouTube動画再生回数ランキング（2017年9月4日現在）をチェックしていきたいと思います。

果たして「スターライトパレード」はランクインしているのか？さっそくみていきましょう！