ROCK'A'TRENCH【My SunShine】歌詞を解説！あなたのそばで輝く…太陽のような歌

「ココロ風に溶かしながら」という表現は、心が風に吹きさらされたままになっている様子を彷彿とさせます。

これは想いは募っていくばかりだけど、どうすることもできないという気持ちを表したものでしょう。

「あふれ出してしまう想い」という言葉にその歯がゆさが表れています。

いつもそばにいるだけで、何もできていない自分。

そんな日々の中で彼女への想いはどんどん募っていきます。

彼女にはそれほどたくさんの想いを貰った。

なら自分はそばにいるだけでいいのか。

ここまでそんな何もできないことへの彼の葛藤が描かれていましたが、ここに来て彼が一つの答えを見出しました。

それは「僕も君のヒカリになる」ということ。

彼女が与えてくれた明るい日々を自分も彼女に与えられるような存在になろう。

彼は想いを伝えようとするのではなく、自分の在り方を変えようとしたのです。

「ABC」と歌っているのは「Can't you see?」と韻を踏む意味もあるのですが、A→B→Cのように焦らず一歩ずつ進んで行こうという意味も込められているように感じます。

これからも彼は彼女のそばにいて、二人で一歩ずつ未来を描いていくのです。

彼女に添い遂げる彼は、その時点でもう彼女にとってのヒカリになり得ているのかもしれませんね。

今回はROCK'A'TRENCHの「My SunShine」を紹介しました。

太陽のように明るくて、いつも元気をくれる彼女をいつもそばで見守る彼。

彼は想いを伝えられないことに悩んでいましたが、そんな中で導き出した答えは想いを伝えることではありませんでした。

何か言葉を口のするだけならすごく簡単。

しかしそれに行動を伴わせるとなると、その人の誠実さが問われます。

それに対してまず行動から示そうとした彼のそれは、まさに誠実な気持ちの表れだと言えますね。

何を言ったところでどうしようもない状況があったとして、行動を変えることで変わってくるものというのは確かにあります。

これは恋愛だけではなくて、人間関係のあらゆることに対して言えることではないでしょうか。

ドラマの主人公の人柄を描いたようでいて、そんな教訓が隠された曲でもありましたね。

ROCK'A'TRENCHのようなバンドが好きだという方にオススメのアーティストは、NICO Touches the Walls。

彼らもROCK'A'TRENCHと同じように、極上のポップセンスを含んだロックナンバーが売りのバンドです。

ドラマやアニメのタイアップも数多くこなしていますよ！

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