SEKAI NO OWARI【silent】歌詞の意味解説！静寂の音って？純白の夜に見るものを深読み

二行目のフレーズには抑えきれない気持ちと諦めたいと思う気持ちで入り乱れる主人公の心が投影されています。

少しだけ雪が降った道が汚く見えてしまうのは、降った雪と道の土が中途半端に混ざってしまうためです。

主人公が言いたいのは、叶うのなら叶う、叶わないのなら叶わないとはっきりしてくれということでしょう。

報われないのにきっぱりと諦めきれず、想い続けるのは惨めなだけ。

諦めるべきなら、きっぱりと諦めるから決めてよと判断を他に委ねようとする主人公の弱さも見て取れます。

しかし、この弱さには多くの人が心当たりがあるのではないでしょうか。

恋愛に限らず、うまくいかないことがあると自分以外の他の所に原因を探してしまった経験はありませんか？

そして、こんなことを考える自分は、どんな顔をしていただろうと振り返ります。

ここには、自分を恥じる気持ちが現れているといえます。

抱いた想いに対してどう行動するのかは、自分自身で決めるべきことだと本当のところはわかっているのです。

そして、最後はクリスマスがなければと歌うサビで締めくくられます。

叶わぬ恋への断ち切れない想いをテーマに歌い上げられた本作。

ドラマのストーリーの展開を暗示し、視聴者をどんどん引き込んでくれました。

切ないクリスマスの経験のある方や、叶わぬ恋を経験をした方の心に切なく響くナンバーとなったでしょう。

楽しいだけじゃないクリスマス。切ない気持ちに浸りたいとき、優しく寄り添ってくれる一曲です。

クリスマスが来るたびに、何度でも聴きたくなるでしょう。

SEKAI NO OWARIには、silentの他にもファンタジーながらも胸を打つ楽曲がたくさんあります。

今回解説したsilentのようにタイアップ曲以外にも、アルバム曲も多くのファンに愛されているのです。

こちらの記事では、セカオワの人気曲もランキング形式で紹介されています。

今回のsilentを聴いて他の曲も知りたくなった方は、お気に入りの曲をぜひ探してみてくださいね。

本作は叶わない恋を歌ったクリスマスソングでしたが、back numberのクリスマスソングもおすすめです。

誰かを想う冬の日、silentと同じくback numerのクリスマスソングも優しく寄り添ってくれるはずです。

こちらの記事で歌詞を詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。