関ジャニ∞「WASABI」の動画が見たい！歌詞を紐解く･･･少年倶楽部に掲載？

男性のアイドルと言えば、多くの人がまず真っ先にジャニーズ事務所を思い浮かべると思います。

昔から不動の人気を誇るジャニーズですが、アイドルという枠に囚われない活動をしている人も多いのが印象的ですよね。

俳優として多くのドラマや映画に出演したり、バラエティ番組では芸人顔負けの小粋なトークを炸裂させたり。

テレビを見ていると、歌ったり踊ったりしている姿よりもその他の活動をしているケースを目にすることの方が多く感じられるくらいに、多彩なアイドルが多い印象です。

そんなジャニーズの中で、特にバラエティ色が強いと感じられるのが関ジャニ∞です。

関西出身のメンバーのみ構成されていることから、とにかくおしゃべりで面白いメンバーばかりですよね。

発売されている楽曲もどちらかと言えば面白い系の、ウケ狙い方向のタイトルが目立ちます。まさにジャニーズのお笑い担当というイメージがありますが、実はあまり知られていないというだけで、シリアスな曲も多かったりします。

そんなかっこいい系の楽曲として多くの方から支持されている曲のひとつが「WASABI」です。今回は、そのかっこよさと歌詞に迫ります。

「WASABI」はシングルカットされていない、アルバム収録曲です。

2015年11月11日に発売された8枚目のフルアルバム「関ジャニ∞の元気が出るCD！！」に収録されていて、ロック調で尖ったギターサウンドが特徴的な楽曲となっています。

関ジャニ∞の代表曲といえば「無責任ヒーロー」や「前向きスクリーム！」など、ポップで親しみやすい印象の曲が人気を集めていて、ファンにも特に支持されているように感じられます。

しかし、この「WASABI」はどちらかというとファン好みというよりも楽器が好きな人やバンドサウンドが好きな人が好む傾向にある楽曲と言えます。

もちろん関ジャニ∞のそれぞれのメンバーが個性豊かに歌い上げているシーンが思い浮かぶくらいに彼らの魅力が溢れる曲ですが、それ以上にバックから鳴り響くサウンドが一際印象的です。

ある意味では関ジャニ∞っぽくないというか、ジャニーズの楽曲としては珍しい一曲です。

いかにもアイドルらしいキラキラとした印象を持たせることなく、ポップで面白い印象を感じさせるわけでもなく、クールでかっこいい印象を持ているのがこの「WASABI」という曲です。

アイドルに興味がないような層が聴いても好きになるでしょうし、バンドでカバーしてライブで演奏してもジャニーズの楽曲だとは思われないでしょう。

それほどクールでかっこいい印象を受けるのが、関ジャニ∞の「WASABI」です。

この曲を聴くと、きっと関ジャニ∞に対して抱いている印象が変わると思いますよ。

「WASABI」を実際に聴いてみるとかっこいいサウンドと関ジャニ∞の歌声ばかりに耳を傾けてしまいがちですが、実は歌詞もとても素敵な内容になっています。

「WASABI」の歌詞で描かれるのは、片想いをしている男の子の葛藤の物語です。

ただ片想いをしているというわけではなく、好きな女の子に彼氏がいて、女の子の悩み相談を受けながら刺激的な駆け引きを行っている情景を描いています。

真夜中過ぎに電話をしてきて焦る自分を知ってか知らずか、彼への不満を口にする彼女。

「安心するの」なんて思わせぶりな言葉を口にして、たとえ期待しても望みが薄いのは主人公も分かっています。

それでもこのままでは終われなくて、誰かのものでも構わず想いを打ち明け、彼女の胸に不意打ちで、WASABIの様な刺激をお見舞いします。

恋愛をする上で悩んだり迷ったりしない人はきっといませんよね。

それは男性でも女性でも同じだと思います。それでも、相手がどういった状況であろうと、自分の気持ちに嘘をつくことなく想いを打ち明けることはとても大事なことだと思います。

歌詞を見てみると、「WASABI」の主人公は自分の気持ちを無事に打ち明けたみたいですね。この曲の歌詞には、聴いている人にも突き抜けるような恋をしてほしいという応援歌の一面もある様に感じられました。

切ないだけでは終わらない、恋愛の可能性を教えてくれてそっと背中を押してくれる歌詞。

そんな「WASABI」を聴いて、好きな人に想いを告げる勇気を貰ってみてはいかがでしょうか？

「WASABI」はシングルカットされておらず、アルバムにしか収録されていない楽曲となります。

調べてみたところ、残念ながらPVは制作されていないようでした。

一度聴いてみると分かりますが、とてもかっこいい楽曲なので、PVがないのは少し残念ですね。

関ジャニ∞がシリアスに歌い上げる、難しくも刺激的な恋愛模様。

もし生で歌っている関ジャニ∞の姿が見たいという人は、ライブに足を運んで楽しんでみてください。