「きみを幸せにするからね」(ももちひろこ)って急に真面目に…？！結婚式にもおすすめの一曲！歌詞を解釈

この歌が多くのリスナーに愛されるのは、ももちひろこさんの優しい歌声と親しみやすいメロディーはもちろんだが、何よりも共感を呼ぶ歌詞だと思う。人は、旅行や記念日など特別なシチュエーションを大事にする事が多い。

思い出に残そうと色々な演出を考える男性も多いし、それを求める女性も多いと思う。もちろん楽しい思い出を大切にするのは大賛成！あなただってそれを期待していませんか？

でも、もっと大切なことは毎日の日常をどう過ごしているかではないだろうか？

相手への思いやり、なんでも言い合えるからこそのケンカ、自分の事を反省できる素直さ、でもそれを上手く伝えられない…。

この歌にはそんな当たり前な2人の日常が伝わる表現で溢れている。

当たり前の日常を振り返っていろいろ考えてみるのもいいかもしれません。

突然のプロポーズとそれに伴う心境が歌われている部分をチェックしてみましょう！

前述したように、人は、特別なシチュエーションを大事にすることが多い。

“プロポーズする瞬間”を特別なシチュエーションだと考えている女性、男性も多いのではないだろうか？

でも、この歌はそんな素敵なことはしない。

男性が、愛する女性に対して抱く、ごくごく当たり前の気持ちや言葉を、普段と何ら変わらない会話の中で突然発するのだ。

「きみを幸せにするからね」

なんとも味気ないプロポーズと思うかもしれない。

でも、そこに指輪を添えれば完璧なプロポーズが完成する。（歌詞中に指輪は出てこないけど…）

この歌詞中に出てくる男性にとって、あなたの“存在は特別”でも、あなたを幸せにすることはなんら特別なことではないのだ。

当たり前の事なんだ。男ってのはそれじゃダメですか？

今までにあったことを思い出し相手の気持ちを受け入れようとしている歌詞に注目してみましょう！

最高のプロポーズを受けたあなたは、きっと相手との大切な思い出の一つひとつを走馬灯のように思いだします。

嬉しかったことや楽しかったこと、辛かったことや悲しかったこと、全部ひっくるめて良かった！と感じた瞬間、涙が自然に零れ落ちているはず。（良かった！と感じなかった時はお断りしちゃいますか…！？）

相手の「きみを幸せにするからね」という素直で本気な、飾り気のない言葉を受け入れたあなたは、自分もその気持ちに応えてあげたいと考えませんか？

“あたしもきっとうんとうんとあなたを幸せにするから！”

この歌の最後の方に出てくるこの歌詞には、そんな相手に応える覚悟があなたの中にも芽生えたことを意味しているのではないでしょうか？