グループだけではなく音楽界の宝でもある低音の持ち主、北山陽一さんの登場です。
イメージカラーはオレンジ色。元気を色に例えるとオレンジ色が真っ先に浮かびます。
低い声とオレンジの関係は?正確には分かりませんね。
それでもハーモニーを作るために無くてはならない存在です。
ボクシング用語で上から目線の選択を迫られているようですが、これは何を意味しているのでしょうか。
守りのための壁を低くする…それよりも「ダウン」で潔く負けるのか…。
これは低音を受ける側の態勢を指しているのではないでしょうか。
低く低く伝わってくる声が作る思いがけない衝撃。
声を耳にした全員が感じているのでしょう。
正攻法で攻めます
In the Blue corner
堅い守りと有効打 それだけが最短ルートだ
勝利の美酒への この周到なマスタープラン
出典: VOXers/作詞:酒井雄二 作曲:酒井雄二
最後のイメージカラー青は安岡優さんです。
リングには赤に対して青はランクが下というルールがありましたね。
角は五つですが上に位置するリーダーに挑戦するために背景を青にしたのでしょうか。
「堅い」は音楽に対して真面目という評価を示しているのでしょう。
その他に評価されたのは「有効」で時間を掛けない合理的な仕事ぶりですね。
美味しいお酒のためなら抜かりない準備で王道を進むのでしょう。
闘うだけではありません。違うからこそ出せる魅力を全員が全力で出し合います。
声を使うバトルにかけたものは
五角形のリング 互いのプライドを賭け にらみ合う
頂点をつなぐ 対角線はまるで Laser beam
それは光って 星の形を作る10種の関係
飛び散る汗ごと 声をぶつけ合う 命がけ
出典: VOXers/作詞:酒井雄二 作曲:酒井雄二
リングは本来なら四角、それぞれの辺の長さが同じ正方形です。
ここでは五人がそれぞれコーナーに立つので「五角形」になっています。
コーナーに立つメンバーが出す光線は可視化できる強いパワーで相手に届くのでしょう。
五つの角を結んで作る星。五×二の「10種」は何を意味しているのでしょうか。
闘いのために五人が伸ばす二本の腕。お互いの結びつきは挑むことで出来ていることを表しているのでしょう。
でもそこにあるのは闘志を示す輝きだけではありません。
掻いた汗も歌に対する強い思いも声にのせて相手に投げかけます。
それを「命」をかけてやっている…。
ゴスペラーズのハーモニーは五人の生命が生み出しているのです。
最後に…周年記念の闘いは終わらない
VOXers
通算52枚目となるゴスペラーズの25周年記念シングルは彼らの発明でもある“ケンカアカペラ”!!!
出典: https://www.sonymusic.co.jp/artist/Gospellers/discography/KSCL-3209
歌い方の改新に挑んだようですね。
25年を経過したから「ケンカ」という本音を出し合うワードが出てきたのでしょう。
そしてボクサーズという響きから想像できるのは闘う人、そして声ですね。
『VOXers』は楽曲タイトルだけに使われた限定ワード、辞書には載っていません。
この楽曲への意気込みはタイトルにもあるのでしょうね。闘いはまだまだ続きます。
歩み寄ることを拒否したことで生まれるハーモニー。
五人がリアルな声のバトルで作り続けていくのでしょう。
ロングセラーとスタンダードを増産
タイトルは『永遠に』です。
リリースの時だけではなく「長く聴き続けられる」という特徴を持つゴスペラーズの楽曲。
『永遠に』はラブバラードのスタンダードになりました。
ゆっくりと歌う愛は歌詞が明瞭に耳に入ってきます。
ここが感情移入できるポイントにもなっているのでしょう。
ゴスペラーズ『永遠に』は正統派ラブバラード♪回想表現の多さが魅力の歌詞を徹底解釈!! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
5人の歌声で美しいハーモニーを奏でるゴスペラーズ。今や日本を代表するゴスペルグループですが、彼らの存在を世に知らしめた『永遠に』は名曲の呼び声も高いです。そんなゴスペラーズの『永遠に』の歌詞を紐解いて、詰め込まれたメッセージを読んでいきます。
心に刺さるランキング
名曲揃いですべてが絶対のハーモニーを聴かせてくれるゴスペラーズの楽曲。
どれから聴いて良いのか分からないあなたに読んで欲しい記事をご紹介します。
人気となるカギも「売上げ」や「知る人ぞ知る」など気になる曲ばかりです。
ゴスペラーズのヘビーユーザーの方も是非読んでみてください。
長く聴き続けたあなたのお気に入りが、きっと上位にランクインしているはずです。
まったりとしながらも心に刺さる全10曲、要チェックです♪