みんな大好きTOKIO兄さん
「ダテに待たせた訳じゃない」というキャッチフレーズと共に1994年にCDデビューしたTOKIO。
今やその魅力は音楽だけでなく、役者として、司会者として、そして農家人としても発揮されています。
まずはそんなTOKIOの軌跡について簡単にご紹介します。
デビュー当時はアイドルでした
1994年に「LOVE YOU ONLY」でCDデビューを果たしたTOKIO。
アラフォーアイドルTOKIOもその頃はリーダー城島茂ですら24歳、バリバリのアイドルでした。
もちろん今がアイドルではないと言いたいのではありません。
しかし今の姿からは信じられないほどの「アイドルっぽい」グループだったのです。
若干16歳の長瀬智也はなぜかショートパンツ。
当時から楽器は演奏しているものの、キラキラと輝く「ザ・アイドル」だったTOKIO。
まさかこのような変貌を遂げるとは(いい意味で)思いもしませんでした。
いつしか農家バンドに
1995年から放映されている「ザ!鉄腕!DASH!!」。
そこでTOKIOは農業や開拓、漁業などを本業顔負けでこなし、「農業アイドル(農ドル)」という新たなジャンルまで生み出してしまいました。
楽器だけでなく農業や重機の操縦までしてしまうメンバーたち、器用な人たちの職人集団なのです。
今や音楽フェスも盛り上げるミュージシャン
「泣くな、はらちゃん」
今回はそんなTOKIOの46枚目シングル「リリック」をご紹介しますが、その前にまたちょっと脱線。
この曲は長瀬智也が主演のドラマ「泣くな、はらちゃん」の主題歌にも使われていました。
このドラマは越前さん(麻生久美子)のはけ口として描かれた漫画の主人公はらちゃん(長瀬智也)が漫画の世界から飛び出してきてヒロインに恋をする、というコメディドラマでした。
なんとか越前さんに笑顔になってほしいはらちゃんが奮闘する姿は面白くもあり、時にキュンとさせられる中毒性の高いものでした。
そしてこのドラマの主題歌「リリック」に描かれている切ない恋心は、越前さんとはらちゃんを彷彿とさせるものでした。
「リリック」に込めた想い
今はそばにいない「大切な人」を想う歌
これまでは孤独なんか感じたこともなかったのに、「大切な人」に出会ってしまった今は違う。
「君」がいないことをまだ信じたくなくて、「君」がいた世界を思い返して懐かしむ「僕」がこの歌の主人公です。
どうにかしてでも、もう一度「君」のそばに居たいと願う「僕」はその想いを伝えるために歌います。
「何気ない言葉」「当たり前のこと」が大切なんだ
何気ない言葉が胸の中に溶けて行く
それが涙となり溢れるよ
当たり前のことがどこか美しく見えた
だから そばに居たいんだ
夢の中で僕ら確かに手を繋いでいたんだ
出典: https://www.uta-net.com/song/142134/