乃木坂46 シングル『制服のマネキン』の魅力を紹介！選抜メンバー、歌詞の意味を徹底解説！

「制服のマネキン」は、乃木坂46を世に知らしめたターニングポイントといえるでしょう。

今までは、フレンチポップ調のふわっとした曲調が多く、爽やかでかわいらし女子高イメージで通っていた乃木坂46でしたが、「制服のマネキン」ではクールな表情を見せてくれています。

1990年代を彷彿させるようなユーロビート的四つ打ちサウンド、そして怪しげな雰囲気を出すマイナーキーをふんだんに使ったメロディーが魅力的です。

さらに、歌詞も今まで以上に攻撃的な所もあり、攻撃的な歌詞に定評のある欅坂46がカバーしたことでも注目されました。

「制服のマネキン」は、「HTC butterfly HTL21」のCMソングや「2013 HBCジャパンカップ」のエンディングテーマとしても起用されましたね。

このCDには、初回限定盤のType-A、Type-B、Type-Cと通常盤、アニメ盤の5種類があり、初回限定盤には「制服のマネキン」やカップリング曲のMV、そしてメンバーひとり一人のの苦手克服PVが収録されています。

全CDに収録されているカップリング曲はMBS・TBS系テレビアニメ「マギ」の主題歌を担当した「指望遠鏡」です。

ほかにも、アニメ盤以外には、それぞれ違うカップリング曲が収録されています。

• Type-A：やさしさなら間に合ってる
• Type-B：ここじゃないどこか
• Type-C：春のメロディー
• 通常盤：渋谷ブルース

デビューシングルから変わらずセンターを務めるのは生駒里奈。もともと可愛らしいことをするのが苦手だという生駒里奈は、この楽曲では特にクールな表情が似合っていると人気が高いですね。

センターにも貫禄が出てきています。

今までは割とシンプルなダンスが多かったのですが、ここでは様々なジャンルの小技も含め、「フレミングの法則」を感じさせる「マネキンポーズ」も印象的ですよね。

乃木坂46が歌っていますが、この楽曲は男の子目線です。

イントロでは、君が何かを言おうとした瞬間に、電車が過ぎていく大きな音がして聞き取れなかったことが分かります。

どうしてもその内容が知りたくて唇を読んでみても、「Yes」なのか「No」なのかも分からないようですね。

2人がいる場所は、近くに河川敷がある高架線のあたり。

そんなところへわざわざ来て「Yes」か「No」かで答えることが出来る会話となれば「告白」だと推理することが出来ます。「付き合ってほしい」と伝えたのでしょう。

電車の音で君の言葉を聞き逃してしまった後、2人の間には沈黙が訪れています。

近くの野球場では楽しそうな声が上がっているのに、かなり気まずい雰囲気が感じ取れますね。何かのきっかけを欲して、ボールが飛んでくればいいと考えていることが分かります。