【Dream/平井大】イントロのウクレレのサウンドに心が洗われる？！希望に輝く歌詞が眩しい！PVも♪

この楽曲はPVをチェックするとおわかりのように、冒頭ウクレレのサウンドで始まります。

このウクレレサウンドはとっても軽やかで、本当に癒されますよね。

以前、テイラースウィフトがライブでウクレレを使用した時、“自分にとってウクレレの音はハッピーな音に聞こえる”というようなことを言っていました。

この感覚が「Dream」冒頭のウクレレの雰囲気にマッチする感じが筆者にはしています。

ウクレレサウンドが終わって開始する最初の歌詞は英語ですが、この英語詞もとってもポジティブで楽しいんですよね。

英語詞の部分の意訳は“俺たちはみんな1人ぼっちじゃない！みんあ一緒に歌おうぜ！”くらいのノリノリな感じでしょうか。

その後の日本語詞も、“明けない夜はない”・“止まない雨はない”とどこかで耳にしたことがある言葉が続きます。

ただ、こうした言葉はどこかで耳にしたことがあると言っても、こうした明るいメロディにのって耳に入ってくると、素直に心に染みてくる感じがしますよね。不思議です。

こういうポジティブな言葉が、すんなりと心に入ってくるコンディションになれば、きっと落ち込んでいても大丈夫。

すごく落ち込んでいる時は、なかなかポジティブな言葉を受け入れるのが難しいですが、ちょっと落ち込んでいるくらいの時やあと1歩の勇気が出ない時にはぴったりな感じがします。

行動としての“目線”って生活の中で気持ちをポジティブな方に持っていくか、ネガティブな方に持っていくかという点においてとても大切な気がしています。

例えば目線を自分でも知らないうちに下げていると、世界が狭くなったり気持ちが内向きになってきたりしやすいんですよね。

ですので、気持ちを前向きにさせたいなという時には意識して目線を上げてみると良いと思います。

そうすると、きっと気持ちも歌詞にあるように“きっとうまく行くはずだから”となるはずです♪

“諦めたら、そこで試合終了～……”というのはかの有名なバスケ漫画に登場する先生の言葉ですね。

夢に向かって、どうしてもその夢を叶えたい時には、やはり絶対に諦めないことが大切です。

先ほど目線の話もしましたが、辛い時でも“顔を上げて”一歩踏み出すのは大切です。

昔の俳人である与謝蕪村が詠んだ歌に“斧入れて 香に驚くや 冬木立”というものがあります。

これはざっくり訳すと枯れているように思える冬の木々に斧を入れたら、大変瑞々しい香りがして驚いた、となります。

木々は冬の間、枯れたような色をしているけれど、これは冬を乗り切るために辛抱しているだけで、中身は次の春を目指して着々と準備をしている、という感じでしょうか。

平井さんの紡ぐ「Dream」の最後にも、この与謝蕪村の歌と同じようなことが綴られています。

“今は虚しく見える努力でも～意味を持つだろう”というところですね。

周りには枯れている（虚しく）見える状況でも、努力を続けて内側に力を蓄えていれば、きっとそれは春に芽を出し実を結ぶということです。

私たちが夢に向かって忘れてはいけないことを、時代を経て平井さんもまた、歌にして私たちに届けてくれているのです。

ポップなメロディからゆったりとしたサウンドまで幅広い音楽を歌いこなす平井さん。

これからもたくさんの音楽と言葉を生み出して、たくさんの人を元気にしてほしいですね！

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