【深愛/水樹奈々】恋愛を描いた曲だが、実は○○への想いも込められていた！？アニメOPの楽曲を徹底解説

「深愛」は2009年1月21日の、水樹奈々の誕生日にリリースされた19枚目のシングルです。

第60回「NHK紅白歌合戦」で、声優として初出場を果たし披露した記念すべき楽曲でもあります。

UHFアニメの形態で2009年1月から3月から放映されたテレビアニメ、『WHITE ALBUM』のオープニングに使われていました。

また、2010年発売の『WHITE ALBUM2-introductory chapter-』でも、作中歌として使用されています。

作詞は水樹奈々、作曲は上松範康（Elements Garden）、編曲は藤間仁（Elements Garden）。

『WHITE ALBUM』はメロドラマのような内容のラブストーリーで、舞台設定が1986年であることから、「少し懐かしい雰囲気」に仕上がっています。

歌詞内容は、愛し合う男女がお互いの夢を追いかけていくうちにいつのまにかすれ違い、ついには分かれてしまうというもの。

アニメ版WHITE ALBUM2では、小木曽雪菜が劇中歌としてカバーしています。

「深愛」は2009年6月3日にリリースされた、水樹奈々の7枚目のオリジナルアルバム『ULTIMATE DIAMOND』にも収録されています。

『ULTIMATE DIAMOND』には「深愛」のほかに、アニメ「ロミックス」のCMソング「Trickster」や、アニメ「ロザリオとバンパイア」のエンディングテーマ、「Dancing in the velvet moon」など全15曲が収録されています。

水樹奈々の曲をこれから聴こうとしている人には、おすすめのアルバムです。

 2011年11月23日にリリースされた『THE MUSEUM Ⅱ』にも、「深愛」が収録されています。

『THE MUSEUM Ⅱ』は、2011年12月度のゴールド認定作品に認定された作品です。

収録曲は、テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」のオーブニングテーマ「SECRET AMBITION 」や、テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」のオーブニングテーマ「MASSIVE WONDERS」など、全17曲。

こちらも、水樹奈々の魅力を知るのに十分なアルバムです。

「深愛」はライブでも盛り上がる楽曲です。

過去の水樹奈々のライブのセットリストを見てみると、定番ソングのひとつとして「深愛」も含まれています。

最近では、2017年1月から3月にかけて開催された全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017」でも、アンコールで披露されました。

ここからは、「深愛」の歌詞の意味について考察して行きましょう。

恋愛をテーマにした楽曲ですが実は、しつけも歌の指導も厳しかったという、水樹奈々の大好きな父への想いがあふれる歌なのですよ！

「雪が舞い散る夜空二人寄り添い見上げた 繋がる手と手の温もりは とても優しかった」

出だしからして、ロマンティクな情景ですよね。

「永遠へと続くはずの　あの約束」

「あなたの傍にいるだけで　ただそれだけで良かった」

など、気恥ずかしくなるようなフレーズも水樹奈々さんが歌うと素敵です。

そこに、

「現実（いま以上）の夢に気付かずに」

というフレーズが入っているのが、気になります。別れた後に振り返ってみたときの、後悔のようなものも感じられますね。