KANA-BOON【眠れぬ森の君のため】MVを徹底解説！このライブ風景こそが2人の夢？待望のMV化！

まず「眠れぬ森の君のため」のMVを解説するにあたり知っておいて欲しいことを紹介します。

この曲はKANA-BOONがインディーズ時代にリリースした「僕がCDを出したら」に収録されている曲です。

ファンからはインディーズ時代を代表する名曲といわれています。

実際にミニアルバムの最後の曲に位置付けられており、バンドとしても大事な曲として扱っているこの曲。

そんな同曲ですが一体どんな曲なんでしょうか。

この「眠れぬ森の君のため」はKANA-BOONのボーカル・谷口鮪の過去の恋愛を描いた曲です。

実際にあった経験をそのまま歌詞にしているらしく歌詞の内容は全て実話。

谷口の実体験を元にしているからこそ、曲に対する思い入れが強いのかもしれません。

こちらのバンド自身によるミニアルバムの曲紹介の文にて書かれているので間違いないと思います。

そんなインディーズ時代の名曲である同曲ですがMV化されたのはリリースから6年後と大分時間が経ってます。

というのもこちらの曲はデビュー5周年を記念した企画の1つとしてMV化されることになったのです。

ファンからも長く親しまれていたこともあり、MV化は多くのファンが喜びました。

さらにこのMV化がファンを喜ばせたもう1つの理由があります。

このMVの監督を務めた山岸聖太さんと主演を務めた岸井ゆきのさん。

この2人は過去3回に渡りKANA-BOONのMV制作に参加してきました。

そんな2人とKANA-BOONのゴールデントリオによってインディーズ時代の名曲をMV化する。

ファンにとってはこれ以上ないたまらない組み合わせによるMV化なのです。

それでは次からMVの解説に移っていきます。

ある女性の引っ越しの荷解きのシーンから始まるこのMV。

彼氏らしき男性と楽しそうに荷解きをしていると男性が1枚のCDを手に取り彼女にこう言います。

そのCDとはこの曲が収録されているミニアルバム「僕がCDを出したら」

「これKANA-BOONじゃん！好きなの？」

それに対して彼女は「う...うん」とどこか濁したような返事。

彼女はその後もこのCDに対して不自然な言動をします。

男性はCDを聴きたいと言いますが彼女は頑なに聴こうとしません。

しまいには「CDプレイヤーは捨ててきた」と言います。

CDは持ってきてCDプレイヤーは捨ててくるなんてことあるでしょうか？

パソコンに取り込んでスマホで聴くから、パソコンでも聴けるからと考える人もいるでしょう。

ですが、頑なにCDを聴くことを拒んだ後のこの発言にはどうしても違和感が拭えません。

なぜここまでして彼女がCDを聴こうとしないのか、それは彼女の立場に答えがあります。