歌詞を解説

ここから先は、「survival dAnce ~no no cry more~」歌詞について解説をしていきます!

聴くだけでパーティー気分になれるかのような、本作のポジティブな歌詞をご覧あれ♪

この夏に叶えたい恋

no no cry more
泣かない 想い出 作ったら?
この夏こそは! この夜こそは!
この街きっと見つかる
no no cry more
消えない 足跡 悔やまずに
この夢こそは! この恋こそは!
このチャンスだけ
逃したくないよ…!

出典: survival dAnce ~no no cry more~/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉

切ない歌い出しの「survival dAnce ~no no cry more~」

YU-KIの透明感ある抜群の歌唱力が光る場面です。

“泣かない想い出”とは一体なんのことを言っているのでしょう?

歌詞の雰囲気から察するに、振られたり恋人と破局した悲しみを指しているのではないかと思います。

そんな出来事をいつまでも引きずってないで、早く次の新しい彼(彼女)を作っちゃいなよ!

そう背中を押してくれているように感じます。

“この夏こそは!”そして“この夜こそは!”と綴ってある通り、歌のシチュエーションは真夏の夜なんだと分かりますね。

“私は何でもできるんだ!”と思わせてくれるような開放的な暑い夏の夜。

歌に登場している人物の“新たな恋”に期待している心情が伝わってきますね。

“消えない足跡”というのは、まさに先程触れた失恋のショックの比喩表現。

戻らない過去を悔やんでいては前に進めない。

だから嫌な思い出はさっぱり忘れて、想い人と結ばれるチャンスを掴みたい!

後半の歌詞では、そんな強い意思が感じられます。

最高の盛り上げを見せるサビ

yeh yeh yeh yeh yeh
wow wow wow wow
yeh yeh yeh yeh yeh
wow wow wow wow
yeh yeh yeh yeh yeh
survival dAnce!
survival dAnce! trial dAnce!
※繰り返し

出典: survival dAnce ~no no cry more~/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉

そして本作一番の見せ場であるサビ部分。

同じフレーズを繰り返しているだけのサビですが、小室哲哉曰く「特に意味は含まれていない」そうです。

ただこのサビはキャッチーなだけに、TRFファンでなくてもすぐに覚えられるくらいインパクト大!

一回聴いたらいつまでも頭の中で響き渡るかのような印象的な歌詞。

耳にするだけで“真夏の雰囲気”にさせてくれますね。

そして歌詞にある“survival dAnce!”。

Danceと素直に表記しないところがなんか小室哲哉らしいですね(笑)。

意味についてですが、まぁそのまま訳したら“生き残るためのダンス”というニュアンスになってしまうのですが…。

“survival”には“存続させる”という意味も含んでいます。

曲のタイトルにもなっている“survival dAnce!”は、つまり“(私達は)踊り続ける”ということをリスナーに伝えたいのではないでしょうか。

“あいつ”に抱く恋心

喧嘩ばかりだよ あの頃も今だって
相変らずの 笑い声と
さみしげなあいつはきっと
なつかしい草原を 君と2人で歩く
夕陽が傾いても 暗やみが訪れても
映画の幕の様に
終わらない 続いてゆく survival dAnce!!

出典: survival dAnce ~no no cry more~/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉

どうやら語り手である主人公は、想い人と長い付き合いのようですね。

最初は仲の良い友人同士だったけど、いつの間にか相手のことを異性として意識するようになった。

という感じに、この歌詞では切ない片思いの気持ちが綴られています。

“なつかしい草原”とは、子供の頃に二人で遊んだ場所を指しているのでしょう。

その後に続く“君”という人物。これは一体誰のことでしょうか。

その前に書いてある“あいつ”という表現、親しい間柄ならよく使います。

きっとこれは想い人である友人のことなのでしょうね。

そんな“あいつ”と一緒に草原を歩く“君”。

自分のことを“君”となんて二人称で呼びませんから、もしかしたら友人を狙う別の人物なのかもしれません。

でも恋路を邪魔する人が現れようと、付き合うチャンスを必ずこの手で掴むんだ!

最後の“survival dAnce!!”からはそんな気持ちが伝わってくるようです。

思い出を胸に抱き、今日も生きていく

いつか見た朝焼けは
きっと思い出せるよ
抱きしめたい気持は
とても抑えきれない
だけど今日も生きるよ
終わらない 続いてゆく survival dAnce!!

出典: survival dAnce ~no no cry more~/作詞:小室哲哉 作曲:小室哲哉

“抱きしめたい気持はとても抑えきれない”。

このフレーズは好きな相手に向けた感情なのか、もしくは過去に見た美しい朝焼けについてなのか。

後に続く“だけど今日も生きるよ”という歌詞から考えると、朝焼けの方をいっているのかもしれません。

好きな人を抱きしめたい、だけど今日も生きるでは意味がよく分かりませんからね。

ここの歌詞では、前に好きな人と一緒に朝焼けを見た“思い出”を抱いて、今日も生きていくんだと伝えたいのかもしれません。

まとめ!

いかがでしたか?

一世を風靡したTRFの代表曲「survival dAnce ~no no cry more~」

センチなイントロから、常夏のような陽気でバイブスMAXなサビ。いつ聴いてもたまりませんねぇ♪

是非この歌を聴いて皆さんもイベント盛り沢山の夏を楽しんじゃいましょう!

記事の終わりにTRF繋がりの別記事を記載しておきますので、こちらもチェックしてみてください!