東京スカパラ【Good Morning～ブルー・デイジー feat. aiko】歌詞の意味を解釈！

続いての歌詞が表すのは主人公の状況でしょう。

これまで続いていた生活の全てが終わり、まっさらな状態の彼女。

これから先の出来事に対して何の備えもありません。

未来に対する準備ができていない。

まだ将来の事は考えられないという心境が読みとれます。

彼と一緒にいた頃は、先の事への不安など一切なかったのでしょう。

心の向くまま、思ったままに何でも行動できていたのです。

主人公はそんなかつての出来事を思い返します。

不安ばかり募る、今の状況とはまるで正反対です。

同じ現実であることが不思議でなんだか実感が沸きません。

かつての日々を思い返したことで、主人公はその幸せを噛みしめます。

二番のサビにおいて花が示すものは「希望」です。

最後の行に書かれる天候は、今の主人公の状態を表しているのでしょう。

今はまだ哀しい出来事に心が囚われています。

ですが、歌詞が告げる予報は晴れ。

これから先の未来が晴れ渡ることを暗示しています。

歌はこの先の希望を確かに差し示しているのです。

希望の花はどんな時でも咲き続けます。

悪天候に濡れ、強い風にさらされても決して折れたりはしないのです。

いつまでも過去に囚われていては前に進むことはできません。

一歩を踏み出し、新しい経験を積み重ねて、過去を塗り替えていこう。

歌詞にはそんな意志がはっきりと表れています。

幸せだった夢のような日々、これから先の未来はその延長線なのです。

未来への確かな希望が感じられます。

主人公のポジティブな考えが表れている歌詞です。

ここでいう持ち物は恋。そしてそれに基づいた関係性でしょう。

側にいてくれる人が誰もいない。そんな状況は誰でも不安や孤独を感じるものです。

ですが、発想を変えればまったく違う捉え方ができます。

抱えるものが無いということは、その手を自由に使えるということ。

両手が空いているからこそ、何でもできるのです。新たに誰かと繋がることだってできるでしょう。

何も手にしていない、だからこそ無限の可能性があるのです。