Ignition/Hey! Say! JUMPのパートと歌詞の意味を公開！「キミアトラクション」収録

甘くしっとりとした耳に馴染む歌声から始まるこのフレーズ。

今までは恋や愛に対して現実的な痛みを抱えていた「僕」。

しかし「君」に出会ったことで今抱えている気持ちを「運命」という刹那的で愛おしい言葉として信じられるようになった、そんな思いが伝わってきます。

前向きに信じることができるようなった「僕」だけれど、歌詞中の「ただの巡り合わせ」や「信じていたくせに」というフレーズを聞くと、変わることができた反面まだネガティブに感じている自分がいる。

そんな風に感じる言い回しにほんの少し切なさを感じる歌い出しです。

Aメロの山田に続く、この英語のパートを揃った歌声で優しく歌い上げるのは、「知念侑李」と「髙木雄也」。

高木の大人っぽいセクシーな歌声と、知念の特徴的で可愛らしい歌声の絶妙な相性にうっとり。

2人の歌声がメインのメロディーを支えてくれています。

その優しいフレーズに続く、存在感のあるかっこいい歌声の正体は「薮宏太」！サビに向けて盛り上げていきます。

この英語の歌詞を訳すと「君の目をのぞいている」という言葉になります。

Aメロの切ないフレーズを受けてからの、この「前を見よう・進んで行こう」という想いを感じるこのBメロ。「君」の目をみつめながら手を差し伸べ、ともに歩いて行こうという「僕」の姿が頭の中に浮かびます。大切な想いを教えてくれた君の目を見ながら想いを伝えたい、という気持ちのこもった歌詞ですね。

サビはメンバー全員で歌っています。メンバー全員の声の相性が非常に良く、切なげで甘い彼らの歌声が混じり合って溶けていく、そんなユニゾン。

そしてカッコ内の「きっと」は「伊野尾慧」、「こんな今日のことをいうだろう」は「山田涼介」。1番のサビのラストである山田くんのパートの前に、そっと優しく添えるような短くも大切な伊野尾くんのパートにも注目して聴いてみてください。

恋しさと愛おしさが痛いくらいに伝わってくるこのサビの歌詞。

胸が締め付けられるような気持ちになり、「君」への高まる思いが伝わってきますね。

このまま寄り添っていたいという思いと、ずっと寄り添っていて欲しいという願いも込められているのではないでしょうか。

そして、君といるこの時間を「永遠」や「奇跡」と表現するほどの離れがたい瞬間だと思っているんです。

今日という大切な人と過ごす瞬間をそんな風に表現しています。

「かっこつけてるのは　かっこ悪いかな」と不安げなフレーズを感情を込めて歌うのは「八乙女光」

「君の好きな僕になろうとしてる」の歌詞にぴったりな甘く可愛らしい歌声は「有岡大貴」

「誰かの為に生きる」をしっかりと歌い上げるのは「中島裕翔」

「大切な事　今知った」をサビに向けて盛り上げていくのは「山田涼介」

それぞれの感情の込め方が違う歌い方なので、聴いていて楽しさもありますね。

「かっこつけてるのは　かっこ悪いかな」という少し不安な気持ちを感じる歌詞と、「君の好きな僕」という「君」を意識したフレーズに思わず可愛さを感じてしまいます。

どちらも相手が好きで、大切だからこその言葉でしょう。

もどかしい気持ちを表現するような語りかけるような歌詞に引き込まれますね。

そして、君のために変わっていきたいと芽生えた感情が「誰かのために生きる」ということだと知ったんです。

1番の「きっと」同様のそっと添えるような「ずっと」を歌うのは「岡本圭人」

その次に続く「変わらないままだよ」を優しく歌い上げるのは「中島裕翔」

曲名の「Ignition」の意味に沿う「灯火」という言葉の入ったこの歌詞。

イルミネーションの明かりと、心の奥に灯った気持ちを「灯火」として表現しています。

駆け出していくのはきっと自分の心のことでしょう。

イルミネーションで彩られた人が行き交う街の中を歩く二人。

イルミネーションの明かりと、「君」を大切そうに見守る「僕」がいる、そんな情景が浮かんできそうです。

発売日がクリスマスのある12月だということを考えると、この「イルミネーション」というフレーズがとても活きてきますし、より情景を深く想像することができると思います。