テーマが決まったら、早速FUNKEY MONKEY BABYSのメンバーが集まって作曲スタート。
何度も何度も弾き直し、納得できるメロディーを思案しているのです。
曲調のパターンは星の数ほどあります。
頭の中でそれなりにイメージがあるでしょうが、膨大な作業でしょう。
そんな中でこだわって作っているのかと思うと、曲作りがどれだけ大変かがよく分かりますね。
作曲が終わったら、次は作詞を考える段階に。
外に一歩も出ず、一日中部屋にこもって歌詞を考え続けるようです。
これもまた大変な労力でしょう。
それを何度も繰り返せるのは、音楽の愛があればこそ。
それがないと到底できることではありません。
毎回が勝負
希望をいっぱい詰め込んだ
本当にいろんな感情や
ジャンルや音で挑んだ
毎回毎回勝負 妥協なんてない
No music No life
出典: メロディーライン/作詞:FUNKY MONKEY BABYS・田中隼人 作曲:FUNKY MONKEY BABYS
自分の思いを色々なジャンルの音楽で挑戦し、ヒットするか勝負してきたということでしょう。
音楽はロックやポップ、バラードなど実に様々なジャンルが存在します。
想いの伝え方として、そのジャンルの数だけ選択肢があるのでしょう。
この中でどれが合うか、どれが感動できるかを色々試して決定するのです。
こんなに大変な思いをして作っても、当たるかどうかはまた別の話。
音楽界は才能がモノをいう、厳しい世界なのがよく分かります。
ファンモンの後期の活動を支えた曲
「メロディーライン」は、FUNKY MONKEY BABYSの後期の活動を支えた曲といっても過言ではありません。
制作時にメンバーの立ち位置がはっきりと分かれ、改めてお互いの立ち位置を確認できた過程があったのです。
意見の違いがあったのかと思いきや、そうではありません。
知らず知らずのうちにメンバーそれぞれ、役割がきちんと決まりました。
こうなるとむしろ楽曲製作が早くなるというのですから、メンバーの個性を尊重しているというのが分かります。
さらにモン吉さんはアルバムの中で、この曲が一番のお気に入りだったのだとか。
歌詞にあるような苦労もあったようですが、色の違う3人の息がぴったり合ったことで比較的スムーズだったそう。
「メロディーライン」によって、ファンモンの絆を再確認できたのかもしれません。
テーマは「ひたすらピュアな音楽への愛」
「メロディーライン」は、ひたすらにファンモンが持つ音楽への愛を歌った曲です。
頑張る誰かを応援する曲でもなければ、誰かを想う恋愛ソングでもありません。
自分たちがどんな気持ちで曲を作っているのか、音楽に対してどんな想いがあるのかが強烈に伝わってきます。
そういう意味では、初心に帰った曲といえるのではないでしょうか。
「メロディーライン」は「主旋律」という意味ですが、この曲でいう主旋律は音楽愛なのかもしれません。
ファンモンの音楽への情熱が詰まった一曲
「メロディーライン」の歌詞について解説しました。
表現者としての感情と意識がよく分かる、非常にこだわりに満ちた歌詞です。
「音楽ってこんなふうに作るんだ」ということを学べるのも面白いところ。
当時メンバーの中でかなりお気に入りの曲だったということで、是非一度聞いてみてくださいね!
【桜/FUNKY MONKEY BABYS】チュートリアル徳井出演のドラマチックなMV・歌詞を公開! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
チュートリアルの徳井さんが出演しているMVが話題になったFUNKY MONKEY BABYSの「桜」。春の定番ソングの歌詞やMVに注目してみました。
「桜」は、「メロディーライン」と同じく「ファンキーモンキーベイビーズ3」に収録されている曲。
今でもファンモンの代表曲の一つに数えられています。
春をテーマに、聴く人によって色々な解釈をさせてくれる面白い曲です。
多くの人に感動を与えるこの曲も、是非オススメです!
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