色々言いたいことはあるけど、ひたすら我慢して彼氏からの返信を待った主人公。

しかし、待ちに待ったメールの内容は主人公をがっかりさせるものでした。

早くメールがほしいのにすぐ返してくれない。

会いたいって思っているのに、全然会ってくれないし、ちょっぴり冷たい。

そんな状況が続いてしまい、さすがの主人公もきっとイライラしているはず。

返事を待っている間も、恐らく主人公は「次はどんなデートになるかなぁ~」などと期待していたのではないでしょうか。

なんだか主人公の気持ちを考えると、とても切なくなりますね。

ちなみに「めんご!」という言葉も、平成っぽさを感じられるちょっぴり懐かしいワードですね!

主人公の本音

我儘なあたしを見せたくないけど
好きなのに 好きなのに また逢えないなんて
疑いの目で君を見たくないけど
「どうしてよ? どうしてよ? どうしてよ!?」なんて
いつもよりもね怒ってみたなら 少しは考えてくれるかな…?

出典: message/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

それでも主人公は、彼氏に対して怒りを爆発させることはできませんでした。

「我儘なあたしを見せたくない」と思っているからです。

「常に明るく振る舞って、周りに心配をかけさせたくない性格」の主人公は、ネガティブな感情を隠してしまう傾向にあります。

それでも、心の中は本音で溢れかえっていますね。

あまりにもそっけなくて、全然会ってくれない彼氏に対して、浮気を疑いはじめているようです。

そして、思い切って彼氏に怒りをぶつけた方がいいのでは?といった考えも浮かんでいます。

彼氏から冷たくされたのが原因で、このように悩んでしまう女性はきっとたくさんいるのではないでしょうか。

2番~ラストの歌詞

温度差がある二人の気持ち

「人生絶頂期♪」って思って三ヶ月経って
でもあたしの気持ちは前よりもっと強くなって
もしかしたらほんのちょっとお互いすれ違ってんの??
んなこと思いたくない!!

出典: message/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

三ヶ月前は、まだ付き合い始めたばかりだった二人。

主人公も、そして彼氏もお互いにときめいており、人生の絶頂期だと思っていたのです。

しかし、三ヶ月経って、彼氏のほうはそのときめきがなくなってしまったようですね。

一方、主人公はときめきがなくなるどころか、さらに彼氏のことが好きになっています。

二人の気持ちに大きな温度差が生じてしまったため、このような状況になっているのでしょう。

主人公はその事実に薄々気づいています。

しかし「彼氏が自分にときめいていない」という現実を受け入れられないようですね。

彼氏に本音を伝えた主人公

それでも迷って うらぶれた想いで もう一度練り直したメールには
「本当はもっとかまって欲しいよ…!(><)!」
ぎこちない愛を指先から…

出典: message/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

「うらぶれる」とは、みじめで落ちぶれた状態のことを表す言葉です。

彼氏への怒りを通り越して、主人公は哀れな自分の状況を悲しんでいるのでしょう。

それでも、このまま自分だけが我慢するのは良くないと思った主人公。

今までネガティブな本音を隠しながら彼氏に接していた主人公は、とうとう本音を漏らしたメールを送ります。

怒りをそのままぶつけるのではなく「もっとかまって欲しいよ」と、可愛らしく本音を告げていますね。

主人公が彼氏に求めていることとは?

ありきたりなことしか言えないけど
逢いたくて 逢いたくて もう耐えらんないよ
不確かな愛の言葉なんていらないの
それはただ それはただ 単純(シンプル)な魔法(マジック)

出典: message/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

彼氏のことが好きすぎて、とうとう気持ちが爆発した主人公。

主人公が求めているのは、カッコつけた表面上だけの愛の言葉ではありません。

"自分のことを大事にしてくれている"ということが伝わってくる思いやりのある言葉なのです。

会えなかったとしても、きちんと自分のことを思いながら送ってくれるメールがあればこんな思いにはなりません。

「単純(シンプル)な魔法(マジック)」とは、そんな些細な言葉のことを指しているのでしょう。

こまめにメールがほしい…!

いつも君から届いて欲しいよ 
笑顔にしてくれる言葉鍵(キーワード)

出典: message/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

最近ではメールの返信も遅くなってしまった彼氏。

しかし、本当はいつもこまめに「笑顔にしてくれる言葉鍵」を送ってほしいと主人公は思っているのです。

「笑顔にしてくれる言葉鍵」とは、先述した思いやりのある言葉なのでしょう。

メールをこまめに送り合うようになった二人