初期EXILEの珠玉のバラード「song for you」の歌詞を紐解く

夜のような暗闇に迷い込んでしまうほど傷付いてしまった君は、光のない世界でどこにいるのか分からないように心を閉ざしてしまっているのかもしれません。

そんな時は素直になるのは難しいと思います。

それを全部受け止めて、理由も聞かずに泣いていいんだよと伝えています。

泣いて疲れたら考えるのも傷付くのもやめて、まずは心を休めることが大事だと歌で毛布を掛けてあげるかのようなサビになっています。

どんなことがあったとしても２つとして同じ人生はありません。

自分には自分にしか紡げない人生が存在しているのです。

それはすごく貴くてかけがえのないものです。

傷付いて疲れた君を休ませ眠りに誘う歌詞になっています。

実際には会うことは出来なくても瞳を閉じることで夢の中で君に会うことは出来ます。

傷付いた心からも、自分自身の疲れからも解放されるその時まで歌で言葉で癒してあげるよと優しい想いを表現しています。

ちゃんと君は1人じゃないということを知っているはずです。

夢の中でさえも支えてくれる人がいて、自分のことを遠くからでも心配して思ってくれる人がいることをちゃんと受け止めることが大事なのです。

そして、1番のサビを繰り返します。 ひとりで抱え込むことほどつらいことはありません。

つらいことはつらく、悲しいことはさらに悲しくなってしまいます。

そんな時に支えてくれる言葉があること、歌があることで救われるんだよと提案しているように思えます。

つらいこと、悲しいことは生きていれば誰もが味わうことだと思います。

そんな時、もちろん1人で乗り越えられる人もいるでしょうが、誰にも話せず抱え込んでしまう人も多いと思います。

人に頼っていいんです。 何もしてくれなくてもそばにいてくれるだけで癒されるってことはあると思います。

あなたには想ってくれる人がいますか？ そして、あなたは想っている人がいますか？

そんな誰かを想像しながら聴いてみましょう。