日常における不確定要素
日常において同じモノや事柄を見た場合においても、いつもはLightと感じるものが日によってはDarkと感じることがあります。
人は日によって、体調によって、その時の精神状態によって、全く同じもののはずなのに全く逆の捉え方をしてしまうこともあるのですが、そんな不確定要素や多面性を歌にした楽曲なのです。
そう言ったことをイメージとして持ちつつFlowerwallを聞き込んでいくと、米津が表現したかった世界がきっと見えてきますよ。
ゴーゴー幽霊船
ゴーゴー幽霊船は2012年に発売された1stアルバム『diorama』に収録されており、アルバムの発表2か月前にはiTunesで発売されたナンバーです。
ちなみに『diorama』はインディーズレーベルからの発売ながら、オリコンの週間チャートでは6位を記録したアルバムです。
曲は非常にポップで聞き心地が良いのですが、リリックに関しては聴く人によってさまざまに解釈されます。
米津が宮沢賢治の影響を受けていることは先述の通りですが、宮沢賢治は仏教の影響を多分に受けていると言われています。
そう言ったことから米津自身が気付かないところで仏教的な影響を受けていて、その影響がゴーゴー幽霊船のリリックにも影響しているのではないかと感じてしまいます。
このMVも米津自身が製作していますから、じっくり観ながらこの曲を聞いていけば少しずつその世界観に触れることができ、やがてその世界観にハマっていくことでしょう。
NANIMONO
この楽曲は2016年10月に公開された映画「何者」の主題歌なのですが、中田ヤスタカが書き下ろした曲に米津玄師が作詞し、さらに米津がゲストボーカルとして参加しているのです。
初のコラボ楽曲であり、中田ヤスタカのプロデュースによる壮大なナンバーに米津玄師の世界観が一体となったナンバーに仕上がっています。
この他にも「LOSER」「orion」「メトロノーム」などまだまだご紹介したいナンバーはたくさんありますし、ハチとして発表していたボカロ楽曲にも秀作がたいへん多く、どの曲を聞いても米津玄師の才能とセンスが光っていますから、きっとあなたを虜にすることでしょう。
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