「あの頃の日々」というのは、恐らくメンバーの卒業や脱退が続いた時期のことを指しているのでしょう。

メンバーが減ってしまい、一時期は「解散しちゃうのでは?」と噂されたこともあったFlower

しかし、そんな過去も乗り越えて、Flowerは今でも多くの人の心を掴み続けています。

様々なことを経験して、どんどんと進化し続けるFlowerですが、

今でも抜けていったメンバーのことを忘れてはいません。

「見せたい景色」(=成功を掴むこと)に手を伸ばすことができたFlower。

夢にまで見た今の状況を、元メンバーとも分かち合いたいと思っていること分かりますね。

今のメンバーだけでなく、元メンバーもいたからこそ、Flowerはここまで頑張ることができたのです。

だから、成功を一緒に分け合いたいと思っているのでしょう。

元メンバーたちも含めた全員の夢

(※)I Believe
今は寂しいけど
それぞれ 出逢いと別れ 繰り返し
歩んで行くから 見守っていてね。
I Believe
まだ答えは見えない
それでも 歌っていくよ
一筋の夢

出典: F/作詞:Reina Washio・Kanata Okajima 作曲:Reina Washio・Kanata Okajima

元メンバーが抜けていったことに対して、現メンバーは寂しさを感じているようです。

でも、Flowerに限らず誰だって、出逢いもあれば、別れもあります。

新しい道を歩む仲間を無理に引き留めたら、様々な新しいチャンスを奪ってしまうことになります。

だから、寂しい気持ちをグッと胸の内に押し込んで、優しく見送ることを決めたのです。

徐々に知名度を上げているFlower。

でも、まだ成功への階段を登っている途中です。

Flowerの夢は、きっとまだまだ先にあります。

だから「答えは見えない」と歌っているのでしょう。

「一筋の夢」というのは、Flowerのメンバーたちが目指している夢のこと。

元メンバーたちも含めた全員(=一筋)の夢を目指すといっているのでしょう。

2番~ラストの歌詞

元メンバーは今でも大事な存在

どんな時をずっと感じて
生きてきたんだろうって
君がいない この世界でまだ
探していた

出典: F/作詞:Reina Washio・Kanata Okajima 作曲:Reina Washio・Kanata Okajima

「君がいない世界」というのは、元メンバーがいなくなってしまったグループのこと。

元メンバーがまだFlowerにいた時、元メンバーは一体どんな思いを抱えていたのか。

それを今でも深く考えることがあるのでしょう。

元メンバーの思いも受け継いだ上で、今後のグループ活動を頑張っていきたいからこそ、

一生懸命思いを巡らしているのだと思います。

過去の出来事をなかったことにするのではなく、しっかりと向き合っているFlower。

抜けていった元メンバーは、今でも大事な存在なのです。

そう考えるだけで、めちゃめちゃ泣けてきますね…!

元メンバーが抜けたことから色々と学んだ

涙が止まらなくて
夜滲んだ空に
手を伸ばして また
未来を、描いた。

出典: F/作詞:Reina Washio・Kanata Okajima 作曲:Reina Washio・Kanata Okajima

元メンバーがいなくなってしまったことを、深く悲しんでいるFlower。

涙を流して、元メンバーとの別れを惜しんだことが伝わってきます。

「夜」というのは、きっと暗い気持ちを表しているのでしょう。

大事な存在である元メンバーを失ってしまい、闇のような絶望を感じたのだと思います。

しかし、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。

元メンバーを失った悲しみをバネにして、それでも前へ進もうとしています。

元メンバーが抜けたことによって、色々と学ぶことも多かったのでしょう。

その学びを糧にして、Flowerはさらに強く成長しようとしているのです。

元メンバーの思いを受け継ぐ

I Believe
今を生きてくから
それぞれ 出逢いと別れ 繰り返し
歩んで行くから 見守っていてね。
I Believe
まだ答えは 見えない
それでも 繋いでいくよ
一筋の夢

出典: F/作詞:Reina Washio・Kanata Okajima 作曲:Reina Washio・Kanata Okajima

過去の悲しみを忘れていないFlower。

でも、だからといって過去に縛られているわけではありません。

きちんと前を向いて「今を生きてく」と宣言しています。

「繋いでいく」というのは、恐らく「元メンバーの思いを繋いでいく」という意味なのでしょう。

元メンバーも、Flowerに所属していた時は「みんなで色々な夢を実現したい」と思っていたはず。

なので、その思いを受け継いでいこうとしているのです。

元メンバーの思いをきちんと受け取って歩んでいくから、Flowerをこれからも応援してほしい。

そんな前向きな願いを元メンバーに向けているように感じられますね!

元メンバーの存在は大きかった…!

もう 戻れない
でも 進めない
君の世界が大きすぎて
これが 最後かもと
強く握った

(※くりかえし)

出典: F/作詞:Reina Washio・Kanata Okajima 作曲:Reina Washio・Kanata Okajima

ここでは、元メンバーが相次いで抜けてしまった時の現メンバーの気持ちを描いているのでしょう。

元メンバーのおかげで助けられたこともたくさんあったFlower。

「君の世界」というのは、元メンバーの力のことを指しているのだと思います。

しかし、元メンバーが抜けてしまった今となっては、もう過去に戻ることはできません。

元メンバーが抜けてしまった後は「もう進めない」「これが最後かも」と思った現メンバー。

もうFlowerは終わってしまうかも!と思えるほど、元メンバーの存在は大きかったのです。

元メンバーがいてくれたことを深く感謝しており、その存在の大きさを実感しているFlower。

これから先もきっとFlowerは、元メンバーの思いを受け継いで走り抜けていくのでしょう。