『いつの日か』矢沢永吉の涙がこぼれそうな染みる歌詞の意味を徹底解釈！ドラマED！コード譜も紹介♪

次に、大人の男の深い愛を感じさせる「いつの日か」の気になる歌詞の意味を徹底解釈します。

「いつの日か」の歌詞は、矢沢永吉の歌声や存在感が最大限に生かされています。

言葉の数は少ないですが、シャウトや声の余韻がとても効果的です。歌がないイントロなどの間も、それが歌のように感じてしまいます。

まず、出だしの歌詞から、とても渋いです。人ではなく、街に「悔いはないか」と問いかけています。矢沢永吉が問いかけると、街も答えるのではないかと思わせるところがすごいです。

やがて陽が沈み、残された空ははかない美しさを見せています。その風景に、誰かの背中を思い出すのです。

その人は愛した人であり、忘れられない絆を感じた人でもあるのかもしれません。

1日の終わりに「悔いはないか」と街に問いかけているだけでなく、悔いのない日を過ごせたかを自らにも問いかけているのかもしれません。

いつの日かまた大切な人に再開した時に、変わらずに胸を張れる自分でありたいと思っているのでしょう。

そして、2人で共に夢を見たこの場所で、もう一度会いたいと願っているのです。

うつむいて沈んでいる心が求めているのは愛なのです。今でも、思い出すと悲しみで胸がいっぱいになるのでしょう。

本当に悲しいことほど、涙が流れないことはありますよね。もしも、そこで泣いてしまったら、過去の終わったことだと認めてしまったように感じるのではないでしょうか。

本当に変わらずに愛している人だからこそ、今でも悲しくなるのです。別れた時には、お互いに1人きりでも生きていけると感じたのだと思います。

しかし、時が過ぎて1人きりでは生きられないことに気づいたのでしょう。そして、その人への愛にも気づいていしまったのです。

もう、愛する人と二度と会うことはできないかもしれません。しかし、いつの日か必ず会えると信じています。何も求めずに愛し続けることが、本当の愛なのではないないでしょうか。

矢沢永吉の渋みのあるバラード「いつの日か」を、自分でも歌ってみたいという方もいらっしゃると思います。

そのような場合には、下記のコード譜を参考に練習をしてみてください。

独特なシャウトなど、しっかりコピーしようと思うとかなり難しい曲になっています。

まずは全体の雰囲気をつかみながら、自分にあった歌い方を見つけるのが良いでしょう。

今回は、矢沢永吉のバラードの名曲「いつの日か」について紹介しました。

矢沢永吉は1970年代にキャロルとしてデビューし、40年以上も第一線で活躍し続けています。

その唯一無二の個性と、憧れを抱かせる生き様はデビュー当時から変わらず魅力的です。

この記事を読んで、矢沢永吉に興味を持った方は、ぜひ他の曲も聴いてみてください。彼に熱狂するファンの気持ちがきっとわかると思います。